2021年1月27日、総合車両製作所横浜事業所で製造された東京都交通局5500形5522Fが同事業所を出場し、馬込車両検修場まで自走回送されました。5500形の在籍数は22編成(176両)となり、あと5編成(40両)で同形式の導入は完了となります。
▲着々増備が進む5500形は22編成目に突入。あと5編成で当初予定の27編成216両のすべて出揃うことになる。この歌舞伎のような顔つきも見慣れただろう。
この前の1月25日に5300形5312Fが京浜急行電鉄ファインテック久里浜事業所へと廃車回送されているため、実質両者が入れ替わる形となっています。5300形は残り7編成(56両)ですが、コロナ禍ということもあって引退記念ヘッドマークを掲出せずひっそり姿を消す可能性もあり得そうです。5500形導入と5300形廃車の動きはいよいよ佳境を迎えることになりそうです。