2020年8月15日の6057レ(土曜休日14運用・和1950←横1915)をもって相模鉄道7000系7753Fが営業運転から離脱し、8月20日に廃車解体処分のためかしわ台車両センターから陸送されました。残る7000系は7751Fと7754Fの2編成20両のみとなります。
▲前回検査(2019年7月施工)から約1年1ヶ月しか経っていないが、8月15日をもって運用を離脱した7000系7753F。同日には所定では10000系8両固定編成が充当される土曜休日14運用に入っていた。
▲今回の7753Fの廃車除籍処分により残る7000系は中間に元先頭車が含まれる7751Fと、7754Fの2編成20両のみとなった。最後まで残る7000系は果たして…。
これまで7000系は編成短縮による組成変更に伴って外された一部の中間車の廃車があった程度でしたが、12000系および20000系の新製投入が進められ、これまでに旧タイプの7707F・7710F・7712F(いずれも8両編成)、8両編成の7713F・7715F(いずれも元10両編成)と7755F(10両固定編成、クロスシート試験車)が廃車となっており、旧タイプは7710Fの廃車をもって消滅、新タイプも7715Fの廃車をもって8両編成に組まれた同系列が消滅し10両固定編成のみとなっていました。さらに今年に入ってセミクロスシート試験車の7755Fが廃車除籍となり、残った編成の動向が注目されていました。
7000系だけでなく8000系も油断ができない状況です。というのも今年に入って8702Fが廃車除籍となっており、制御装置が更新されていない初期編成を中心に動向が注目されています。8708F以降の編成は制御装置が更新されているほか、8709Fが3代目塗装となっているため、8708F以降は生き延びる可能性が高そうですが、8701F・8703F・8704F・8705F・8706Fの5編成の動きが気になります。