2020年6月29日に川崎重工業兵庫工場を出場し、同年7月に性能確認試運転を実施していた小田急電鉄5000形5052Fが8月1日の1507レ(土曜休日E71運用)から営業運転に投入されました。
▲5000形の2本目がついに始動。このタイミングで8両編成の1運用(B19運用)が10両編成の1運用(E13運用)に置き換えられている。なお最初の土曜休日E13運用(※土曜休日B19運用から変更)には8000形8056F+3000形3257F(旧東急車輛製造2次車)が充当された。
この編成は今年度に増備された5000形の1編成目(同形式では通算2編成目)です。この形式は1000形唯一の8両固定編成であった1081Fを置き換えているほか(付随車を除く6両が廃車解体となった)、さらには総合車両製作所横浜事業所で製造された5000形5053Fも登場しており、チョッパ制御更新車のまま残っている8000形8251Fと8255F、さらにリニューアル対象から外れている1000形ワイドドア車の処遇が気になるところです。今年に入ってから1000形1081Fのうちの6両と8000形8264F(6両固定編成)の踏切事故による廃車解体処分がありましたが、5000形の追加投入が今年度は4編成予定されているため、5055Fまでが当該といったところでしょうか。本来は今年度までに(5056Fまでの)5編成が投入されるものと思っていましたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響から5056Fの投入は来年度以降に変更されるようでしょうか。