2020年8月1日

【速報・期間限定運用】小田急電鉄1000形1059F(レーティッシュ)が1254F(ノーマル)と組んで10両編成運用に入る

2020年8月1日の土曜休日E14運用(1005レ…松0921←大0821)より、小田急電鉄1000形4両固定編成で箱根登山鉄道小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間を専任のレーティッシュカラーの1058F・1059F・1060F・1061Fのうち1059Fがノーマルカラーで6両固定編成の1254Fと連結して10両編成運用に入り、小田原線・江ノ島線・多摩線での全線運用を開始しました。
▲レーティッシュカラーの1000形1059F(4両固定編成)がノーマルカラーの1254F(6両固定編成)とコンビを結成し、箱根登山鉄道箱根湯本~強羅(OH57)間の全線での運転再開を記念して約1ヶ月の期間限定で小田原線・江ノ島線・多摩線全線での運用を開始した。

▲レーティッシュカラーの1000形1059Fの相方となった1254F。当面はこの組み合わせになるものとみられるが、約1ヶ月間限定でこの組み合わせでいくのか、それとも別のペアに変更されることがあるのか注目だ。

これは2020年7月23日から箱根登山鉄道箱根湯本~強羅間が約9か月ぶりに全線での運転を再開したことを記念して、通常では箱根登山鉄道の小田原~箱根湯本間で運用される1000形レーティッシュカラーの4編成のうち、1編成を使ってダイヤ乱れでの代走以外では初めてとなる小田原線・江ノ島線・多摩線での営業運転となります。実際には小田原線は深夜の1往復や試運転や大野総合車両所に出入りするときにごくまれに走行することがありますが、江ノ島線と多摩線はレーティッシュカラーとなって走行すること自体も初めてのことです。なおこの1059Fは1060F・1061F(いずれも4両固定編成)とともに2009年3月のダイヤ改正に合わせてレーティッシュカラーに塗装変更されていますので、1059F自体は約11年ぶりに江ノ島線や多摩線を走ることになりそうでしょうか。なお本日は土曜休日E14運用のため、3543レ(江1518←宿1420)で江ノ島線に入線することになります(同線への入線は土曜休日E14運用では2往復のみ)。また終電間際には6713レ(厚2354←宿2225)にも充当されることとなっています。2020年7月6日にレーティッシュカラーの1059Fとノーマルカラーの1254Fが試運転を行っていたのはこのためのようですが、実際の営業運転も同じ組み合わせとなりました。このまま約1ヶ月間は1059Fが全線運用に入るのかそれとも途中で相方の交代があるのか注目されます。なお1059Fが1254Fと組まれているあいだは、ノーマルカラーの1000形4両固定編成でリニューアルされていない編成1本が箱根登山鉄道運用に回るものとみられます。これは1000形のリニューアル車両は運転台モニターに『登山線入線禁止』のラベルが貼付されており、現時点で箱根登山鉄道で運用することを想定していないためです。