2020年8月26日

【今度は武蔵野線へ??】東日本旅客鉄道E231系0番台東マト118編成、長野総合車両センターに入場

2020年8月17日、東日本旅客鉄道松戸車両センターに所属していたE231系0番台東マト118編成(クハE231-20以下10両)が長野総合車両センターへ自走回送され入場しました。
▲E231系0番台東マト118編成の種車は元八ミツB20編成のうちの9両と元八ミツB22編成から活用された付随車1両(サハE231-65)で構成されており、東マト119編成(クハE231-21以下10両・写真)とともに三鷹車両センターからの転用車であった。
▲E231系0番台東マト118編成の種車は付随車1両を除き元八ミツB20編成である。転用時のルールから、同編成の新製当時の配置先、そして松戸車両センター在籍の経歴を考えてクハE231-20以下8両の編成番号が一体どうなるか注目だ。

この編成は取手(JJ-10)寄りからクハE231-20+サハE231-58+モハE231-39+モハE230-39+サハE231-65+サハE231-59+サハE231-60+モハE231-40+モハE230-40+クハE230-20と組まれていた編成であり、2015年3月の上野東京ライン開業に伴って常磐線の増発(成田線直通列車をも含む)が予想されたことから、E235系0番台に置き換えられる前に三鷹車両センターへ転入したE231系500番台に置き換えられたE231系0番台を活用することとなり、元八ミツB20編成のときに組み込まれていた6扉車のサハE230-20を元八ミツB22編成に組み込まれていた4扉車のサハE231-65に差し替え、1号車から10号車へと変更されたクハE231-20には付属5両編成との増解結を考慮して電気連結器が設置されました。先頭部分の周囲は白色に変更されたほか、ホーム検知装置とドアエンジンと車内1段LED式案内表示器などは存置され、2019年には長野総合車両センターでの制御装置の更新工事を受けていました。なお17日に入場する以前は4号車にあたるサハE231-60と9号車にあたるサハE231-58以外のドアエンジンが交換済みであったため、武蔵野線向けへと転用され、京葉車両センター(千ケヨ)に転属するものと思われます。転用を終えたときの出場時の姿に注目したいところですね。個人的には武蔵野線内基準で東京(JE-01)・海浜幕張(JE-13)寄りに組成されるクハE231-20の連結器とスカートがどうなるかですが、増解結が可能な電気連結器を撤去のうえで連結器を松戸車両センターに転用する前のものに再度交換し、スカートをもとに戻すものと予想されます。