2018年12月5日

【新駅名決定】東京地下鉄日比谷線の新駅名称は『虎の門ヒルズ』(駅番号はH-06)

2018年12月5日、東京地下鉄日比谷線神谷町(H-05)~霞ヶ関(H-06)間に建設中の新駅の名称を『虎の門ヒルズ』(Toranomon Hills)とすることが発表されました。駅番号は現在の霞ヶ関に付番されている“H-06”となり、霞ヶ関~北千住(H-21)間の各駅の番号は変更される予定です。
▲(イメージ)東京地下鉄日比谷線に乗り入れる車両、写真1枚目から03系(ただし写真の編成はすでに廃車済み)、13000系、東武鉄道20000系、70000系。

新駅『虎の門ヒルズ』は東京都港区虎ノ門一丁目に所在し、銀座線の虎の門(G-07)とは約435m(徒歩7分程度)の距離がありますが、地下通路を経由して乗り継ぎができるように整備し、乗換駅とする予定です。『虎の門ヒルズ』は2020年の東京五輪前に供用を開始し、2022年度(2023年3月まで)に最終完成する予定です。新駅名が『虎の門ヒルズ』となった理由は同駅とその周辺に整備される(仮称)虎の門ヒルズステーションタワーなどがつながることを踏まえて、乗客に明確で分かりやすく、まちと一体となった新たな駅に相応しい名称であることです。新駅の設置に伴い、霞ヶ関から北千住までの各駅の番号をひとつずつずらし、霞ヶ関は新たに“H-07”、東銀座(H-09)は新たに“H-10”、茅場町(H-12)は新たに“H-13”、秋葉原(H-15)は新たに“H-16”、上野(H-17)は新たに“H-18”、北千住は新たに“H-22”となる予定です。東武鉄道鬼怒川線に『東武ワールドスクエア』(TN-55)が開業した際に駅番号の処遇が注目されていましたが、その時は当時の鬼怒川温泉(TN-56)に付番されていた“TN-55”を充て、鬼怒川温泉・鬼怒川公園(TN-57)・新藤原(TN-58)の各駅の駅番号をずらした経緯があるので、日比谷線もそれに倣った形ですね。

先日は東日本旅客鉄道山手線・京浜東北線の新駅の名称が『高輪ゲートウェイ』(JY-26, JK-21)となることが発表されたばかりですが、今回の新駅名称はあの『高輪ゲートウェイ』よりもしっくりきますね。ちなみに東京地下鉄の駅名でカタカナが入るのは初めてのことです。