2018年12月5日と14日に、国鉄特急色となって東日本旅客鉄道勝田車両センター(水カツ)に配置されたE653系1000番台元新ニイU-108編成(クハE653-1008以下7両)が常磐線の勝田→いわき→赤塚→いわき→赤塚→勝田の経路で試運転を実施しました。
▲勝田車両センターに帰ってきたE653系1000番台(写真は『いなほ』用編成)。編成番号は側面の乗務員扉の窓に『K70』とハイフンなしで書かれていた。なお車体側面部の車両番号は未記載であった。
▲E653系1000番台水カツK70編成の種車の一部である元0番台水カツK-308編成は中間車3両が転用され、それ以外は元0番台水カツK-354編成の4両が転用されている。
▲来年の成田山新勝寺方面の臨時列車には使用される予定の651系0番台水カツK103編成。
乗務員扉の窓には『K70』と書かれており、『水カツK70編成』を名乗るものと思われます。転属前の0番台のときには『K-308』など、新潟車両センターに転出していたときは『U-108』などとハイフンが入っていましたが、今回は入りませんでした。この編成は2019年春の臨時列車より営業運転に投入される予定であり、常磐線の波動用車両として運用されている651系0番台水カツK103編成(クハ651-3以下7両)の動向が注目されます。