2018年12月27日、小田急電鉄ロマンスカー『LSE』7000形7004Fで最後まで残っていた下り先頭車のデハ7804が運転台を撤去し車体を半分に分割されたうえで搬出されました。12月26日の時点ではデハ7804が解体線上に移動されていたため、解体搬出の準備をしていたものと思われます。
▲ラストランを行ったロマンスカー『LSE』7000形7004Fの下り方先頭車であるデハ7804が大野総合車両所から搬出され、解体作業は約1ヶ月ほどで2018年中に終了した。
大野総合車両所からトラックで搬出される都合で車体が半分に分割されたデハ7804は解体業者に運ばれて本格的に解体されるようです。7004Fのデハ7804が大手私鉄の車両を解体する群馬県の北館林荷扱所に向かったものと思われます。保存車両は7003Fの先頭車となり、2021年春に開館するロマンスカーミュージアムにて保存される予定となっています。海老名検車区西側の保管庫には初代のロマンスカー『SE』3000形3021Fの5両が保存されており、ロマンスカーミュージアムへの保存のため一部車両の解体作業に入るものと予想されます。