2018年12月27日と28日に、小田急電鉄3000形の元3664F(日本車両製造7次車:8両固定編成)に中間増備車2両(サハ3382+デハ3432)を海老名検車区で組み込んで10両固定編成となった3082Fが小田原線海老名(OH32)~小田原(OH47)間で試運転を実施しました。
▲12月中旬に確認した時点では車番は改番済みだったが、写真右側の中間増備車(2両)を除きロイヤルブルー帯が撤去されたままだったが、26日にはついにインペリアルブルー帯が巻かれ、海老名検車区西側の56番構内留置線に留置されていた3000形3664F改め3082F。
▲3000形3082Fの種車となった7次車の元3664F。元クハ3964(クハ3482)と元デハ3914(元デハ3914)の間に中間増備車2両が組み込まれた。3000形8両固定編成でフルカラーLED式の編成は消滅したが、残り1編成(新3083F)は3663F(日本車両製造6次車)からの改造になると予想されるため、種別行先案内表示器をどうするのかが気になるところ。
▲(イメージ)3000形3081F(元3665F)に組み込まれている中間増備車(サハ3381+デハ3431)。今回製造された4両の中間増備車も3081Fの中間増備車と同一仕様になっているものと思われる。
同編成は11月29日に8両固定編成としての運用を終え、12月3日から海老名検車区にて10両固定編成化工事を受けていました。12月中旬に確認した時は元3664Fが巻いていたロイヤルブルー帯が撤去されたままで、インペリアルブルー帯が巻かれていませんでしたが、26日にはインペリアルブルー帯が巻かれている様子が確認できました。クハ3482(元クハ3964)には新たに女性専用車ステッカーが貼付されたものと思われます。
車両番号は3082Fになったことで2代目で復活する番号(3282、3232、3332、3382、3432、3482)が出てきそうです。これで3000形の10両固定編成は7編成となりました。さらに中間増備車のサハ3383+デハ3433が残されて留置されているため、制御装置の全密閉モーターへの変更を行った3663F(日本車両製造6次車)の動向が注目されます。