2026年5月15日、東日本旅客鉄道が2026年夏(2026年7月~9月)の臨時列車の運転概要を発表しました。注目すべき首都圏の臨時列車を中心に抜粋して紹介します。全車指定席の新幹線や特急列車が多く、乗車日1ヶ月前の10時から新幹線特急券、指定席特急券の購入ができます。みどりの窓口の営業時間も考慮しながら、可能であれば指定席券売機をスムーズに操作して早めに乗車券や特急券を確保するなど綿密な計画を立てましょう。
【新幹線】%20and%20F26(Shinkansen%20E7)(at%20Tokyo).JPG)
▲新幹線は『はやぶさ』『かがやき』といった最速達列車など全車指定席の列車を中心に増発される。チケットレスも含めて事前に乗車券や新幹線特急券を確保しておこう。臨時列車で自由席が設定されない列車もあるので、不安な方はみどりの窓口で聞いてみよう。なお北陸新幹線では敦賀発長野行きの『はくたか』、金沢発着の『かがやき』の設定もある。
新幹線では夏の各地のイベント開催に伴う臨時列車が多数設定されており、東北新幹線では『はやぶさ』『こまち』など(一部の日程で併結運転なし)を中心に増発されるほか、深夜まで運転される列車もあり、新幹線総合車両センター入庫となる新青森発仙台行き『はやぶさ』、秋田発仙台行き『こまち』も設定されるようです。また東京発新青森行きで宇都宮に停車の『はやて』の設定が7月18日に設定されています。かつて東北新幹線の最速達愛称『はやて』が再び盛岡以南で見られそうです。さらに北陸新幹線では敦賀発長野行きの『はくたか』の設定がなされているほか、金沢発着の『かがやき』の設定もありますので、乗車前に必ず計画を立てておくようにしましょう。何気に『はくたか』の長野行きは珍しいですよね。
【在来線】
在来線では土曜休日を中心に多数の臨時列車(主に特急列車)が設定されます。首都圏地区では波動輸送向けのE257系5000番台・5500番台(都オオ)、E653系1000番台(都カツ)の充当列車が多いものの、編成数に限りがあるほか、5500番台は定期運用と兼用のため、車両状況次第ではそれぞれの線区の定期特急列車に使用される系列が使用されます。.JPG)
▲E257系2000番台が特急『あずさ』に充当された様子。2000番台・5000番台ともに元0番台であり、かつての特急『あずさ』『かいじ』の主力車両であったため、愛称のLED表示器には『あずさ』『かいじ』の表示に引き続き対応している。
▲各路線と常磐線を直通する臨時特急はE653系1000番台やE657系が基本となる。前者は特急『鎌倉』・『常磐鎌倉号』・特急『常磐高尾号』や、常磐線と川越線を1本で結ぶ特急『小江戸川越の風』・特急『ふわもこコキア夏遊び号』や一部の特急『ときわ』に充当予定。E657系は『ときわ』が多く『伊東按針祭花火大会号』には充当されない。
首都圏エリア(在来線)の春の臨時列車はE257系5000番台・5500番台(都オオ)およびE653系1000番台都カツK70編成・都カツK71編成の臨時特急が多いものの、編成数に限りがあり、日程や車両都合などで各定期特急列車に投入されている車両(信州方面はE353系、房総特急はE257系500番台とE259系(『しおさい』のみ)、伊豆方面はE257系2000番台・2500番台など)が使用されることがあります。
E257系を使用する臨時特急列車は波動輸送向けの5000番台や5500番台が多く、5000番台は特急『あずさ』・『踊り子』が中心ですが、特急『ナイトエクスプレス信州』は5000番台が、特急『アルプス』は2000番台が充当される可能性があります。同系列2000番台は中央本線・篠ノ井線(塩尻(CO-61,SN-01)~松本(SN-06)間のみ)・大糸線に入線したことはあるので、篠ノ井線松本~篠ノ井間、信越本線篠ノ井~長野間となると臨時特急列車では初めてでしょうか(過去に0番台時代に長野総合車両センター入出庫の送り込み・返却を兼ねた快速列車として運用されたことはある)。5500番台は特急『草津・四万』の定期運用のほか特急『富士回遊』や特殊な列車名の臨時特急列車に充当されるほか、房総地区方面の列車の特急『わかしお』や『新宿さざなみ』・『新宿わかしお』などはE257系500番台、特急『草津・四万』は代走で同系列2500番台での充当となることも見込まれます。255系都マリBe-03編成を使用する列車もありますが、5月の大型連休中では車両不具合によってE257系500番台に変更された経緯もあり、不安が残ります。最盛期に5編成あった255系も4編成が廃車済みとなり、1編成しかいませんので、代役となればE257系5000番台9両や500番台10両に変更するべきだと思います。予備があれば2000番台を使う手もありますよね。
E653系1000番台の充当列車は『E653系7両』と書かれた列車で、新潟~酒田・秋田の特急『いなほ』を除き、国鉄特急色都カツK70編成または水色の都カツK71編成の臨時特急列車となっています。特急『鎌倉』『常磐鎌倉号』や特急『小江戸川越の風』・特急『ふわもこコキア夏遊び号』に充当されます。過去に水色のE653系1000番台都カツK71編成の代役としてE657系が『常磐高尾号』に充当されたことがありますが、今回もそのような不具合がないことを祈るところです。なおE657系の臨時特急列車は特急『ときわ』のみと寂しく、東海道線平塚(JT-11)発着の臨時特急はないほか、これまで東海道線・伊東線完結の特急『伊東按針祭花火大会号』への充当は今年はないようです。
これらの列車の乗車には普通乗車券(土曜休日は休日おでかけパスなどフリーきっぷでもOKだが範囲外にまたがる場合はフリーきっぷ範囲内の末端駅から範囲外の下車駅までの乗車券も必要、区間によりICカード)のほか新幹線は新幹線特急券、在来線は指定席特急券(有料快速列車の場合は指定席券)が必要になるので、約1ヶ月前から事前に購入しましょう。座席上方ランプを設置していない臨時特急列車(特にE257系5000番台・5500番台の特殊名称の列車およびE653系1000番台)では券面の号車・座席に正しく着席したとしても、特急券確認のために車内改札が行われることがありますので、車内改札が終了・通過するまでは特急券などを紛失しないように注意してください。