2026年5月13日、東急電鉄が2026年度鉄道設備投資事業計画を発表しました。今年度の投資額は約641億円となります。
【車両面】.JPG)
▲大井町線では引き続き5両固定編成の6020系(写真は6157F)が投入され、2026年度は8編成(40両・6160F~6167F)を導入、残る1編成分は来年度分と思われるが、9000系や元2000系の全18編成を置き換え、赤帯復刻の3編成(9001F・9013F・9015F)以外は譲渡の可能性が。.JPG)
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▲田園都市線では梶が谷(DT-11)での列車衝突事故で損傷した5000系5101F・2020系2135Fの修繕や新造を行うこととなった。果たして新造車両は修理目的の代替新造扱いとなるのだろうか。それとも2020系の新製で補填される形になるのだろうか(写真の2020系は衝突事故当該の車両ではありません)。.JPG)
▲目黒線では3000系(写真は3106F)のリニューアルが進められ、昨年度は3編成24両(3109F・3111F・3112F)に施工されたが、今年度は3000系4編成(32両)に施工するほか、東横線向けの5000・5050系の8両固定編成(写真は5151F)でも内外装リニューアルが実施されることに。
車両面では大井町線の9000系(15編成)・元2000系(3編成)の18編成をすべて置き換えるため、2026年度は6020系5両固定編成を8編成(40両)導入、赤帯復刻の3編成以外は西武鉄道に譲渡されるものとみられます。ただし西武鉄道譲渡への言及は一切ありませんでした。
また田園都市線では梶が谷で発生した列車衝突事故の影響から使用不能の2編成に対して車両の修繕および車両新造を行うこととなり、衝突事故当該車両の5000系5101F・2020系2135Fがどのような運命をたどることになるのでしょうか。あくまで個人的な予想ですが、前者の5000系は現段階でリニューアルが実施されていませんが、新製の2020系に代替して廃車解体処分となる可能性があり得ます。過去に2014年に発生した東横線元住吉(TY-12)での列車衝突事故では事故当該車両の5000・5050系0番台5155Fと横浜高速鉄道Y500系Y516F(いずれも8両固定編成)が廃車除籍処分となり、代替車両(前者は5000・5050系0番台5177F、後者はY500系Y517F(元5156Fを譲受した車両)の2編成)が準備された経緯がありますので、田園都市線でも新製の2020系での代替が予想されます。2020系は総合車両製作所新津事業所で6020系5両固定編成が製造中であることから、代替の2編成と2135Fの一部代替新造で、損傷の大きい車両を廃車除籍処分として、代替新造車両を組み込む可能性があります。実際にどうなるかは分かりかねますが、2020系で編成ごと代替となれば、新たに(仮)2151F・(仮)2152Fが製造されるのでしょう。
目黒線向け3000系は新たに4編成(32両)をリニューアルし、全13編成のうち約半数の7編成がリニューアル車両となるほか、今年度からは東横線向け5000・5050系の8両固定編成でも内外装のリニューアル工事を実施します。座席モケットも緑系に統一されるでしょうね。
【設備面】
設備面では戸越公園(OM-03)付近での連続立体交差事業の推進、田園都市線桜新町(DT-06)・宮崎台(DT-12)・田奈(DT-21)の駅リニューアル工事(田奈は今年12月頃、宮崎台は2028年度に竣工予定)、昨年度分に引き続いてたまプラーザ(DT-15)~あざみ野(DT-16)間と江田(DT-17)~市が尾(DT-18)間のトンネルの補修工事、綱島(TY-14)~大倉山(TY-15)間の鶴見川橋梁改修工事、田園都市線・大井町線各駅へのディスプレイ式の旅客案内装置(発車標)の設置更新、目黒線のATC更新や田園都市線・大井町線へのCBTC導入準備、鷺沼(DT-14)~たまプラーザ間と綱島~大倉山間の法面補強工事、武蔵小杉(TY-11,MG-11)~元住吉(TY-12,MG-12)間と二子新地(DT-08)~高津(DT-09)間と宮前平(DT-11)~鷺沼間の高架橋の耐震補強工事、鷺沼付近や学芸大学(TY-05)~都立大学(TY-06)間での擁壁補強工事などが予定されています。大井町線では車両が6020系に完全統一したあと、2032年度から車掌が乗務しないワンマン運転を導入することとなっています。