2026年5月3日

【Y000系とともに充当】東急電鉄8500系8637Fの臨時列車運用がこどもの国線で開始される

2026年5月2日より、東急電鉄8500系8637F(4両固定編成)が大型連休期間中の輸送力増強で、こどもの国線の臨時増発列車から臨時列車運用を開始しました。同系列は田園都市線の主力車両として2023年まで活躍した電車で、8637Fのみ動態保存の形でデハ8537の前面部を赤帯に復刻したうえで3M1Tの4両に組成されていました。
▲5月の大型連休のこどもの国線の輸送力増強で臨時運用を開始した動態保存車両の8500系8637F。これはこどもの国線で運用されている横浜高速鉄道Y000系Y001F(2代目うしでんしゃ)・Y002F(ひつじでんしゃ)が連結して運用されているためである(Y003Fはしばらく予備)。
▲10両固定編成で活躍していた8500系8637F。このうちデハ8637+デハ8797+サハ8980+デハ8537を残している。8500系は大半の編成が赤帯をまとっていたことから、デハ8537の前面部に赤帯が復刻された。

この系列は2023年1月に定期営業運転を終了して引退したものの、鉄道ファンのみならず東急電鉄社員からも引退を惜しむ声が多かったため、この鉄道会社では最後の直流モーター電車であることから、技術伝承の意味も込めて残されたものと思われます。当初は田園都市線・大井町線と、こどもの国線での臨時列車充当、イベント列車としての使用を想定していましたが、初運用は当初予定よりも遅れて、こどもの国線での臨時増発列車となりました。田園都市線では2028年から、5000系などで設置工事が進んでいるCBTC(無線式の列車制御システム)の導入が予定されており、8500系は(準備工事すらない)非対応となることから、いずれは田園都市線を走れなくなるかもしれません。横浜高速鉄道Y000系の離脱が絡んだ場合の予備車的な意味もあるのでしょうね。