2026年5月10日

【1編成3両で製造か】東日本旅客鉄道中央本線・篠ノ井線・信越本線向けにE131系電車(都ナノ)を新製投入へ

2026年5月7日、東日本旅客鉄道が中央本線・篠ノ井線・信越本線向け新型車両のE131系電車を新製投入することを発表しました。これまでに同路線ではE131系0番台(都マリ)や500番台(都コツ)を使用した試運転を行っていた経歴から、将来的なワンマン運転導入を見据えてか、E131系の導入を決めたものと思われ、211系の動向が注目されることになりそうです。
▲中央本線高尾(JC-24)~塩尻(CO-61,SN-01)間、篠ノ井線塩尻~篠ノ井(SE-06)間、信越本線篠ノ井~長野(SE-13)間および大糸線松本(SN-06,42)~信濃大町(23)間では211系が運用されている。0番台・1000番台・2000番台・3000番台と多岐にわたり、6両固定編成は0番台・2000番台の14編成、3両固定編成は1000番台・3000番台の36編成ある。
▲E131系(写真は0番台都マリR06編成)は3両固定編成を基本に20編成60両の導入で、クモハE131形には車椅子対応トイレが設置されるものと思われる。こちらは2編成以上の連結を想定するため、600番台以来の貫通形構造となり、スカートの形状も変更される。車内は800番台と同じコストカット仕様であるほか、車内案内表示器はLCD式ではなくLED式となる

過去に中央本線ではE131系0番台(都マリ)・500番台(都コツ)を借用し試運転を行っていたことから、211系置き換えのための新型車両が計画されている可能性がありましたが、どうやらE131系になりそうです。E131系では長野地区でE127系100番台(都モト)以来のワンマン運転に対応する車両となるため、将来的に中央本線や篠ノ井線などで211系で運転されてきた列車を置き換えた後、E127系100番台とE131系によるワンマン運転を導入することが予想されています。現在の中央本線は長野総合車両センター所属の211系0番台・1000番台・2000番台・3000番台で運転されており、主に3両固定編成を中心に置き換えるものと思われますが、6両固定編成も残るとは限りません。早めに記録をしておきましょう。

導入されるE131系は211系から引き継ぐ長野色を基本に、前面部のドット柄デザインは日本最高峰の富士山やアルプスなどをイメージする山のデザインとなり、車内はアルプスの天然水の恵みをイメージしたブルー基調のシートモケットを採用するオールロングシート配置としたうえで(ただし211系0番台・1000番台はセミクロスシート、2000番台・3000番台はロングシートである)、0番台(80番台)・600番台(680番台)以来となる貫通形構造(ただし500番台(580番台)は乗務員室の構造から貫通形仕様だが通常は連結しない)、電動車と付随車の比率は600番台(680番台)・1000番台(1080番台)の1.5M1.5T(中間の電動車が0.5M仕様)に対して山梨や長野の山間部区間などを走る関係で電動車比率を上げる必要性、6両を組むときに4M2Tとなるように2M1T仕様になるものと思われ、クモハE131形にのみシングルアームパンタグラフを搭載するためクハE130形・モハE130形(パンタグラフなし)・クモハE131形の3両構成になるものと見込まれます。種別行先案内表示器はフルカラーLED式ですが、800番台(880番台)ではワンマン運転開始後も種別部分は『ワンマン』となっていませんので、E131系長野色でも同様となるのか注目されます。先頭車1両には車椅子対応洋式トイレを設置するほか、全車両に車椅子やベビーカーが利用できるフリースペースの設置、半自動ドアスイッチ(211系と同様)の設置、800番台(880番台)・1000番台(1080番台)と同じコストカット仕様ながら、旅客用扉にはラック式ドアエンジンを採用するほか、E131系ではこれまでどの区分番台においても車内案内表示器に17インチワイドのLCD式を採用してきましたが、この中央本線仕様ではなんと房総地区向けのE233系0番台(都マリ)と同じLED式に変更され、千鳥配置となります。これまでのE131系と同様にワンマン運転に対応する機器や車内防犯カメラが設置されるほか、一部編成は線路設備モニタリング装置を搭載する編成となるため、一部車両の車番には80が追加されるものと思われます。2026年秋からの営業運転投入を目指していますので、いずれは実車の登場が気になるところでしょうね。