2025年10月25日

【あと3編成で完了へ】東京地下鉄18000系18117Fが日立製作所笠戸事業所を新製出場、甲種輸送される

2025年10月23日より、日立製作所笠戸事業所で製造・落成した東京地下鉄18000系18117Fの甲種輸送が東急電鉄長津田検車区まで実施されています(長津田検車区から鷺沼検車区までは東急電鉄9000系)。牽引は日本貨物鉄道EF210形129号機で、東日本旅客鉄道横浜線内は5両ずつに分割する関係からDD200形が担当する見込みです。
▲18000系2次車は18117Fが出場したことで5編成で、18113Fの分は引き続き飛ばされた。8000系の現存編成は8109F8116Fの2編成で、8101Fはイベントの終了後にそのまま保存となる可能性が高そうだ。
▲8000系の残存編成となっている8109F8116F。最後まで残るのは果たして…。

18000系は18116F以来の増備ですが、東急電鉄長津田検車区に輸送したあと、田園都市線の最終列車を待って東急電鉄9000系の牽引で鷺沼検車区に納車となります。今回も2次車の仕様で、日立製作所製のSiC素子が採用されています。残るは3編成分となりますが、18113Fの分はいまだに飛ばされていますので、18118F18119Fの出場が先になるかもしれません。なお8000系8101Fが和光検車区新木場分室での撮影会イベントに使用されましたが、同編成はおそらく鷺沼検車区に戻ることなく保存される可能性が高いため、残存編成は8109F8116Fのみと思った方がいいかもしれません。6000系・7000系・8000系の特徴のある顔つきはまもなく見納めとなりますから、早めの記録をお勧めします。

【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2025年10月25日現在
《現役》  2編成(  20両)
8109F8116F
《退役》  1編成(  10両) ※和光検車区新木場分室に保存予定
8101F
《廃車》16編成(160両)
8102F8103F8104F8105F8106F8107F8108F8110F8111F8112F8113F8114F8115F8117F8118F8119F

【鷺沼検車区18000系の在籍状況】2025年10月23日現在
16編成(160両)
18101F18102F18103F18104F18105F18106F18107F18108F18109F18110F18111F18112F18114F18115F18116F18117F