2025年10月21日、西武鉄道で4000系4009Fを改造して運転している『52席の至福』の代替となる新型レストラン列車を2028年3月から運行を開始することを発表しました。この発表で4009Fが置き換えられるものと思われます。
▲いよいよ置き換えとなる4000系4009Fの『52席の至福』。この代替となるのが妹島和世氏がデザインした001系“Laview”がベースとなる。4000系を001系のベース車両で置き換えとなることから、SiC素子VVVFインバータ制御車両になりそうだ。
車両は001系をベースとしますが、8両固定編成に対してレストラン列車はその半分の4両固定編成(2M2Tの予想)となり、このレストラン列車の系列が001系となった場合、編成番号がどうなるのか注目されます。新宿線内基準で西武新宿(SS-01)寄りから3両目、池袋線内基準で飯能(SI-26)寄りから3両目の3号車は中間電動車になるものと予想されますが、すべてが厨房車両となります。通路スペース以外は厨房が設けられるものと思われます。もともとボックスシートを備えていた4000系から改造されたレストラン列車が、特急形車両の001系ベースの新製車両で代替されるため、料金がどうなるのか気になるところです。運転範囲は4000系4009Fの『52席の至福』が運転していた各路線と思われます。