2025年10月1日

【号車限定に注意!】小田急電鉄ロマンスカー“MSE”60000形使用の『臨時51号』運転される

2025年10月1日より、同月中の平日に小田急電鉄ロマンスカー“MSE”60000形10両を使用した新宿(OH01)始発藤沢(OE13)行き『臨時51号』(0851レ・藤0803←宿0710)が平日N21N71運用充当の編成で運転されています。この列車では座席指定で発売される車両(号車)が折り返しの整備時間の関係で一部に限定されていますのでご注意ください
0902レの折り返し回9019レを客扱いする形で0851レ(藤0803←宿0710)に充当されているロマンスカー“MSE”60000形10両。ただし乗車できる号車は1号車・2号車・5号車の3両のみである。本来の回9019レ0960レの送り込みを兼ねるため、座席の向きは0902レのときと同様に上り方向を向いたまま回送される。乗車車両の制限は整備の関係もありそうだ。

本来この列車は0902レ(厚0608→宿0700)の折り返しで0960レ(藤0810→宿0910)の送り込みを兼ねる回9019レを実際に客扱いする形となりますが、折り返しの整備時間の関係から座席指定で発売される号車は1号車・2号車・5号車の3両に限定されますので、ご利用予定の方は十分ご注意ください。途中停車駅は新百合ヶ丘(OH23)・相模大野(OH28)で、『えのしま』の停車駅に類似していますが、大和(OE05)を通過するところが異なります。藤沢では10両編成が停車できる1番ホームに到着となるため、藤沢~片瀬江ノ島(OE16)間のシャトル列車(平日はA16運用・A31運用の充当編成)との対面乗り継ぎはできないので、1番ホームから4番ホームに移動する必要があります。列車名が『えのしま』とならなかったのは片瀬江ノ島行きではなく藤沢行きであること、大和を通過すること、平日朝方の0960レの送り込みを兼ねていることからだと思われます。現行ダイヤでの平日の『えのしま』は下りが1号(0501レ・江1727←宿1620)(平日N44N64運用)の1本のみ、上りは『ホームウェイ』の折り返しを含めても2号(0502レ・江1746→宿1848)(平日N44N64運用)・4号(0504レ・江1838→宿1948)(平日N41N61運用)・6号(0506レ・江1939→宿2048)(平日N45N65運用)の3本のみで、17時以降は行先に関係なく『ホームウェイ』(地下鉄からの直通は『メトロホームウェイ』)となるので、江ノ島線直通の『ホームウェイ』は81号(0681レ・江1825←宿1720)(平日N41N61運用)・83号(0683レ・江1928←宿1820)(平日N45N65運用)・85号(0685レ・藤2020←宿1920)(平日N74運用)の3本のみとなっています。江ノ島線藤沢からの『モーニングウェイ』も50号(0950レ・藤0616→宿0724)(平日N42N62運用)と60号(0960レ・藤0810→宿0910)(平日N21N71運用)の2本だけで、平日は観光よりも通勤などでの着席利用に特化した形になっています。藤沢発では平日に急行(相模大野から快速急行)がありますので、ロマンスカーでなくても着席はできますからね。土曜休日は『はこね』との連結で『えのしま』が設定されていますので、こちらは日中時間帯にも運転されています。平日の朝早い時間帯ではありますが、号車が限定された臨時特急列車に乗ってみることもお勧めします。ただし藤沢到着が8時03分で、現行ダイヤで4分の乗り継ぎで5725レ(平日A16運用・江0814←藤0807)で移動したとしても片瀬江ノ島には8時14分には到着するので、片瀬江ノ島が最寄りとなる新江ノ島水族館の開館(9時00分)まではまだ時間があると思ってください。