2025年10月3日

【水色の3000系就役】東急電鉄3000系最初のエクステリアデザイン変更の3112Fが営業運転に復帰

2025年10月2日の平日46K運用より、東急電鉄元住吉検車区で外観塗装のリニューアルや座席モケットの交換を行っていた3000系3112F(8両固定編成)が営業運転に復帰しました。現行の帯色で残る編成は12編成となっていますので、今後の動向が注目されます。

▲東急電鉄3000系3112Fが外観塗装と座席モケットをリニューアルして元住吉検車区構内での報道公開を経て、ついに営業運転に復帰を果たした。ただし側面部は赤の太帯と紺の帯と白の細帯の撤去跡がくっきりと残っている。

3000系3112Fは最初に3020系に準じた塗装に変更され、前面部は前照灯周辺が黒く塗装されていて、スカート部分は水色に塗装されています。側面部は運用範囲のほぼ全駅(相模鉄道の海老名(SO-18)を除く各駅)にホームドアが設置されていることを考慮して、側面上部に白色と水色のグラデーションで塗装されています。従来巻いていた赤の太帯と紺の帯と白の細帯は撤去されているため、その撤去痕がくっきりと残っています。車番表記も前面部だけ3020系に準じたものに変更されています。座席モケットは5000・5080系でも順次更新が進められている緑色系統に統一されました(中間増備車と同じモケット)。今回は東京地下鉄南北線と埼玉高速鉄道直通列車で見られましたが、今後は他路線直通運用にも入ることが予想され、相模鉄道にも姿を見せてくれそうです。