2025年10月16日、西武鉄道池袋線系統の唯一の2000系であった『西武鉄道創立110周年記念トレイン』の2069F(8両固定編成)が小手指車両基地から所沢(SS-22,SI-17)の渡り線を通り、南入曽車両基地に自走回送され、同系列が池袋線系統から撤退しました。.JPG)
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▲2000系8両固定編成の2069Fが新宿線系統に移籍したことで同系列は池袋線系統から撤退、新宿線系統にすべて集約された。6両固定編成は国分寺線でも運用されるほか、8両固定編成は拝島線や多摩湖線でも運用される。2000系を記録するなら新宿線系統がおすすめだ。
2000系は西武鉄道を代表する主力車両として君臨し続けましたが、VVVFインバータ制御車両の増加や他の大手私鉄車両からの中古車両(サステナ車両)の導入により置き換えと車両短縮が進んでいて、旧2000系の最後の2編成はリニューアルを実施していたこともあり、近江鉄道への譲渡が実現し、他の2000系は8両固定編成から6両固定編成に短縮し(一部の編成は8両固定編成のまま転入)、新宿線・拝島線および国分寺線での運用に合わせており、新宿線系統では欠かすことができない2両固定編成や4両固定編成など短い編成の置き換えが進んでいます。国分寺線には8000系(元小田急電鉄8000形、減車なし)、それ以外の支線には東急電鉄9000系(系列未定、1編成4両に減車)を譲受して導入することで、40000系だけでは難しい支線路線へのVVVFインバータ制御化が期待されています。新宿線系統に集約された2000系ですが、今後車両導入は譲渡車両を含めて新宿線系統に移る可能性があります。特急『小江戸』の10000系は40000系のようなライナー型車両への置き換えもありますし…。
とにもかくにも2000系を記録するならば新宿線系統に集中しましょう。今回転属した2069Fの穴埋めとして40000系48156Fが池袋線系統で就役しています。