2025年5月10日

【千載一遇の機会】東日本旅客鉄道横須賀線で活躍したE217系の最後の撮影へ…

2025年5月10日、私は午前に用事を済ませて、東日本旅客鉄道横須賀線へ。E235系1000番台都クラF-27編成  943S列車(土曜休日43運用)で鎌倉(JO-07)にやって来ました。大船(JO-09)の横須賀線ホーム(5番線~8番線)の逗子(JO-06)寄りには多くのファンが待機しており、隣の北鎌倉(JO-08)でも意外に多くのファンが来ており、あえて鎌倉のホーム上で撮りました。
E217系都クラY-101編成9731M列車。念願叶って登場当時の帯を復刻した都クラY-101編成を初めて撮ることができました。登場当初の帯を復刻して営業運転に充当されたのは大船~千葉間の1往復だけ(その当時の相方は基本編成で最後の廃車となった都クラY-42編成)だったので今回この収穫は非常に嬉しかったです。すでに定期営業運転は終了しているため、ドアステッカーはなく今後の動きが注目されています。

鎌倉のホーム上では私を含めて15名以上が待機しており、ここでは省略しますが事前に練習撮影をしたうえで本番に挑みました。写真を見ていただければわかりますが、踏切が開いた瞬間に後追いでも撮影しているファンの様子が確認できました。E217系がどれだけ多くの方に愛されていたかが分かりますね。
E217系の復刻された帯は登場当時から制御装置更新工事を施工される時期までに巻いていたものであり、前面部には帯色を配したロゴマークも印象的でした。制御装置更新工事を施工された際にはJRロゴマークに変わっていたので、機器更新前でありながらスカート交換後の姿が思い起こされます。なお前面部の幕表示、側面部のLED式表示器は『団体』でした。

E217系が客扱いで走行するのはこれが最後となる可能性が高いでしょう。この団体専用列車が走行する前に行われた撮影会には制御装置更新以降の帯色で最後まで残る都クラY-102編成も使用されたようで、廃車となる際には2編成同時に旅立つことになるのでしょうか。基本編成はすでに消滅していますから、配給輸送は少なくとも1回で済みそうです。

私はこの後別の用事が控えていたため、横須賀(JO-03)~逗子間の往復と鎌倉車両センターに戻る復路は諦め、早めに鎌倉を離れました