2025年5月17日

【見慣れた顔消滅へ】西武鉄道2000系2417F・2419Fの撮影会を上石神井車両基地で開催へ

2025年5月15日、西武鉄道新宿線上石神井車両基地で同年6月14日に旧タイプで残る2000系2417F2419F(ともに2両固定編成)の撮影会を開催すると発表しました。この2編成は撮影会終了後の動向が注目されています。
▲2000系の旧タイプの最後の編成となった2417F2419F(ともに2両固定編成)。西武新宿(SS-01)寄りか本川越(SS-29)寄りのどちらかに連結されることが多く、西武新宿寄りの連結となれば、先頭電動車で前パン(先頭車がパンタグラフを搭載する車両)状態となっている。

旧タイプの2000系は2417F2417Fのみが残っており、かつて存在した8両固定編成・6両固定編成は消滅済みですが、2001Fの一部車両は横瀬車両基地で保存されています。旧タイプの2000系は基本的に新宿線系統でしか見られませんが、池袋線系統には代走で入線することがありました。40000系8両固定編成が池袋線系統に投入されているため、2000系が玉突きで移動となっており、それによって直接的ではありませんが、間接的に置き換えが進んでいます。国分寺線の2000系は元小田急電鉄8000形を譲受した8000系に、それ以外の支線路線でも4000系や新101系が東急電鉄9000系の譲受車両置き換えられることになっていますので、今まで以上に非VVVFインバータ制御の車両がさらに数を減らすことは確実です。