2025年5月8日から、小田急箱根鉄道専任編成の小田急電鉄1000形1064F(4両固定編成)が大野総合車両所に入場しています。同編成は8日の平日114運用に充当された後に本来の入庫先である海老名検車区ではなく大野総合車両所に延長回送されていました。
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▲小田急箱根鉄道専任編成の1000形1064Fが5月8日から大野総合車両所に入場中。車輪削正だけではなさそうで、前回の1065Fに続いて小田急箱根鉄道区間のワンマン運転対応工事が実施され、クハ1164・クハ1064の電気連結器は撤去となる。.JPG)
▲小田急箱根鉄道専任編成の1000形では1063Fが最後まで残る電気連結器付きの編成に。8両固定編成の代役も担当する1057F・1067F・1069Fのみ電気連結器が存置されることになりそうだ。こうなると1063Fの記録を忘れずに。.JPG)
▲前回ワンマン運転対応改造工事を施工された1000形1065F。4両固定編成でありながら電気連結器が撤去されてスカートの形状が変更されたため、外観上は10両固定編成と変わらない。ただし短編成のワンマン運転対応の関係で乗降安全確認カメラが設置されている。
1000形1064Fは同形式の2017年度のリニューアル更新工事施工編成で、約8年で電気連結器が撤去されたことになります。小田急箱根鉄道専任編成になる前は小田原線だけではなく、江ノ島線・多摩線でも運用されていました。同編成は当面のあいだ入場となるため、代走で補填せず3編成で4運用を回すこととなります(ただし111運用・114運用は兼務可能)。なお改造内容は1065F・1066Fと同じものになりそうです。出場時にはスカートが改造され、車体側面部に乗降安全確認カメラが、乗務員室には乗降確認モニターがそれぞれ設置される見込みです。
【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2025年5月12日現在 合計98両 下線部は小田急箱根鉄道専任(他編成と連結不可)
* 4両固定編成…7編成(28両)
内訳…1057F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
内訳…1057F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成(1097Fは元8両固定編成の付随車も)改造
【小田急電鉄1000形のワンマン運転対応状況】※小田急箱根鉄道専任編成のみ
《ワンマン非対応》4両固定編成1編成( 4両) 1063F
《ワンマン対応中》4両固定編成1編成( 4両) 1064F
《ワンマン対応済》4両固定編成2編成( 8両) 1065F・1066F