2025年5月13日、京王電鉄が2025年度鉄道設備投資事業計画を発表しました。今年度の投資額は約434億円となります。.JPG)
▲9000系は10両固定編成2本がリニューアル更新工事を受ける。昨年度は9000系9731Fが対象となったが、今年度は…。.JPG)
▲5000系以来となる新製車両、2000系は10両2編成(20両)が予定されており、2701F・2702Fが登場する見込み(5000系は10編成100両の陣容)。京王八王子(KO-34)・高尾山口(KO-53)寄りから5両目にあたる5号車には名称未定ではあるが、西武鉄道40000系の『パートナーゾーン』と同じ大型フリースペースが導入される予定だ。
車両面では新型車両2000系が登場し、2編成(20両、2701F・2702F)が製造されます。中間の5号車には西武鉄道40000系の『パートナーゾーン』と同じ大型のフリースペース(名称未定)が設置されます。総合車両製作所横浜事業所で製造され若葉台検車区への陸送での納入が予想されます。9000系のリニューアル更新工事は2編成に実施され、9731Fと同じ内容メニューになるものとみられます。10両固定編成が優先されるのでしょうか。2代目2000系の導入に伴い7000系の動向が注目されることになりそうです。
設備面では笹塚(KO-04)~仙川(KO-13)間の連続立体交差事業の推進として、全区間での仮線準備工事や高架橋構築が引き続き予定されています。ホームドア設置は主に井の頭線の7駅と相模原線の1駅に設置される予定で、同時にホームと車両の隙間を埋める転落防止ゴムの設置が予定されています。さらには井の頭線内での踏切障害物検知装置の更新、新宿(KO-01,S-01)・京王多摩川(KO-35)の駅改良工事や新宿・府中(KO-24)のホーム上、西調布(KO-19)・京王永山(KO-40)のコンコース照明のLED化、渋谷(IN-01)のバリアフリールートの工事などを実施します。
【2025年度ホームドア設置駅】
駒場東大前(IN-03)・池ノ上(IN-04)・東松原(IN-07)・永福町(IN-09)1番ホーム・3番ホーム・浜田山(IN-11)・高井戸(IN-12)・富士見ヶ丘(IN-13)・京王多摩川
【2026年度ホームドア設置予定】
新代田(IN-06)・西永福(IN-10)・井の頭公園(IN-16)・幡ヶ谷(KO-03)・仙川・北野(KO-33)・稲城(KO-38)
【2027年度ホームドア設置予定】
明大前(KO-06,IN-08)3番ホーム・4番ホーム(井の頭線)・初台(KO-02)・つつじが丘(KO-14)・柴崎(KO-15)・若葉台(KO-39)・京王多摩センター(KO-41)
【2028年度ホームドア設置予定】府中・高幡不動(KO-29)・長沼(KO-32)・京王八王子・京王永山・府中競馬正門前(KO-46)・めじろ台(KO-50)・挟間(KO-51)・高尾(KO-52)・高尾山口
【2029年度以降設置予定】※上記以外のホームドア未設置駅です
代田橋(KO-05)・明大前1番ホーム・2番ホーム・下高井戸(KO-07)・桜上水(KO-08)・上北沢(KO-09)・八幡山(KO-10)・芦花公園(KO-11)・千歳烏山(KO-12)・西調布・武蔵野台(KO-21)・多摩霊園(KO-22)・東府中(KO-23)・中河原(KO-25)・分倍河原(KO-26)・聖蹟桜ヶ丘(KO-27)・百草園(KO-28)・南平(KO-30)・平山城址公園(KO-31)・京王稲田堤(KO-36)・京王よみうりランド(KO-37)・京王堀之内(KO-42)・南大沢(KO-43)・多摩境(KO-44)・橋本(KO-45)・多摩動物公園(KO-47)・京王片倉(KO-48)・山田(KO-49)