2017年6月8日

東京都交通局10-000形10-260Fが若葉台検車区へ廃車回送される

2017年6月7日、東京都交通局大島車両検修場所属の10-000形10-260F(8両編成)が所属先から京王電鉄本線・相模原線経由で若葉台検車区へ回送されました。廃車のためと思われます。
▲10-000形でスカートが設置された編成の廃車はこれが初めてである。ちなみに同形式にスカートが取り付けられている編成は10-250F・10-260F・10-270F・10-280Fの4編成であった。

この編成はスカートが装着された10-000形で初めての廃車であり、これは10-300形の4次増備車である10-580F・10-590Fが導入されたことによるものと思われます(今後も10-600F・10-630F・10-640Fの増備が予想されている)。これで10-000形はスカートのない10-240F、スカートのある10-250F・10-270F・10-280Fの8両4編成(32両)となりました。
▲4次車の10-570Fの次に導入されたのは5次車の10-610F(写真)・10-620F。このときは3編成分の番号(ハイフン以下が580・590・600)が飛ばされて話題となった。

10-300形といえば10-570Fの次に導入された編成が5次車の10-610F・10-620Fであったため、このときは3編成分の10-580F・10-590F・10-600Fが飛ばされていました。これは同形式を製造する車両メーカーの総合車両製作所横浜事業所との契約の関係によるもので、2017年度は4次車にあたる飛ばされた番号の3編成分と5次車にあたる10-630F・10-640Fが導入されるものとみられます。なお東京都交通局では3月中旬ころに車内監視カメラの設置を発表しており、2016年度増備編成からは監視カメラの設置準備工事がなされています(8月より本格設置予定)。