2017年6月7日現在、小田急電鉄3000形3658F(川崎重工業5次車)が大野総合車両所に入場していることが確認されています。この編成は構内88番留置線に留置されているため、車内LCD旅客案内表示器の2画面化、すなわち『小田急TV』対応工事のために入場したものと思われます。
▲『小田急TV』対応化工事とインペリアルブルー帯への変更が実施された日本車両製造6次車の3662Fに続いて今度は川崎重工業5次車の3658Fが入場した。同編成の出場時の帯に注目したい。
この編成の『小田急TV』対応化工事施工により、8両固定編成では前回の3662Fに続いて5編成目ですが、同形式全体では10編成目であり、『小田急TV』対応の車両は6両固定編成と8両固定編成で5編成ずつ(前者の30両[3267F~3271F]、後者の40両[3658F・3662F~3665F])の合計70両となります。ただ個人的には6両固定編成の『小田急TV』対応化工事が現時点において川崎重工業5次車の3271Fを最後に中断していることが気がかりですが・・・。なお前回の日本車両製造6次車の3662Fでは『小田急TV』対応化工事を受けた際にロイヤルブルー帯からインペリアルブルー帯へと変更されたことから、今回の3658Fはロイヤルブルー帯を保持したまま出場するのか、3662Fと同じインペリアルブルー帯に変更されて出場するのかに注目が集まりそうですね。
【『小田急TV』対応の編成 ※2017年6月現在】
4次車(旧東急車輛製造):3267F・3268F
5次車(川崎重工業):3269F・3270F・3271F・3658F(対応化工事中)
6次車(日本車両製造):3662F・3663F
7次車(日本車両製造):3664F・3665F
※3000形で最初に施工されたのは6両固定編成の3267F。8両固定編成で初めて施工されたのは3663F。