2017年5月28日ころより、相模鉄道9000系9702F(種別行先表示器が幕式であった編成)がかしわ台車両センターにて3代目『YOKOHAMA NAVYBLUE』への塗装変更とリニューアル更新工事を受けたのち、6月に運用復帰していたことが分かりました。
▲これで9703F・9705Fに続き3編成目のリニューアル車となった9702F。この編成は種別行先案内表示器が英語表記のない幕式のままであった。残る2代目塗装車は4編成で種別行先案内表示器が幕式で残る編成はトップナンバーの9701Fのみとなってしまった。
この編成のリニューアル前は種別行先案内表示器が英語表記のない幕式のままで、車内の貫通路上部に3段の車内LED式旅客案内表示器が設置されていました。今回の9702Fのリニューアル後の仕様は9705Fとほぼ同じで、横浜(SO-01)でのホームドア設置に対応するために車番の位置が変更されています。今年度の事業計画では2編成のリニューアルが発表されており、9702Fは今年度におけるリニューアル車の1編成目ということになります。これにより残る4編成(9701F・9704F・9706F・9707F)の動向が注目されています。個人的には次の候補予想として種別行先案内表示器が幕式のまま残る9701Fか、現行の2代目新塗装の第一陣となり、9703Fのリニューアルまで車番の書体が唯一異なっていた9707Fが怪しいかもしれません・・・。
【9000系在籍状況】
9701F:2代目塗装、種別行先案内表示器は幕式、車内LED式旅客案内表示器あり
9702F:3代目塗装、種別行先案内表示器はフルカラーLED式、パッとビジョンあり
9703F:3代目塗装、種別行先案内表示器はフルカラーLED式、パッとビジョンあり
9704F:2代目塗装、種別行先案内表示器は3色LED式、車内LED式旅客案内表示器あり
9705F:3代目塗装、種別行先案内表示器はフルカラーLED式、パッとビジョンあり
9706F:2代目塗装、種別行先案内表示器は3色LED式、車内LED式旅客案内表示器あり
9707F:2代目塗装、種別行先案内表示器は3色LED式、車内LED式旅客案内表示器あり
※9702Fはもともと種別行先案内表示器が英語表記の無い幕式の編成。9705Fはリニューアル更新工事施工まで初代塗装を保ち、9000系で唯一2代目塗装にならなかった編成。9707Fは2代目塗装となった最初の編成で車番の書体が他の6編成(いずれもリニューアル前に限る)と異なっていた編成。