2017年6月28日

東京急行電鉄田園都市線・東京地下鉄半蔵門線、東西線で『時差Biz』向け臨時列車運転へ

2017年7月11日より、東京急行電鉄田園都市線、東京地下鉄半蔵門線・東西線で平日朝ラッシュ時間帯の混雑緩和を目的とした早朝の臨時列車を運転すると発表しました。前者では臨時特急『時差Biz(ビズ)ライナー』、後者は『時差Biz(ビズ)トレイン』として運転されるようです。
▲東京急行電鉄田園都市線・東京地下鉄半蔵門線では長津田検車区の5000系電車(写真)に『時差Bizライナー』のラッピングを施し、楕円形のヘッドマークを装着して臨時特急『時差Bizライナー』として運転されるものと思われる。
▲東京地下鉄東西線では臨時『時差Bizトレイン』としてヘッドマークを掲出して通常の快速・各駅停車として運転か(平日ラッシュ時間帯は通勤快速)。主力車両の05系(写真)・07系・15000系のいずれかを使用するものと思われる。

両路線で運転される『時差Bizライナー』および『時差Bizトレイン』は以下の通りです。運転期間は21日までの平日のみで、早朝に通勤通学をされる際には事前に発着時刻などを調べておいた方がいいでしょう。写真撮影で記録をされる際には運転時間帯に十分ご注意ください。田園都市線系統では中央林間(DT-27)06:04発の押上〈スカイツリー前〉(Z-14)行きの臨時特急とその折り返しとなる押上07:21発の長津田(DT-22)・中央林間方面行きの準急として運転されるようです。半蔵門線内はいずれの列車も各駅に停車します。東西線では西船橋(T-23)発の臨時快速と妙典(T-21)発の臨時各駅停車が1本ずつでいずれも九段下(T-07)行きとして、西船橋発の臨時快速の折り返しとなる九段下発の西船橋行き各駅停車が1本運転されるようです。田園都市線の5000系は『特急』表示をしないために『臨時』表示で、東西線の05系・07系・15000系には人身事故発生時などに対応して『快速 九段下』と『各停 九段下』(編成によっては『九段下』のみ)の表示を有するため、その表示で運転となる可能性が高いですね。この臨時列車の運転に伴い一部列車で待避駅や発着時間が変更となるなど注意が必要になります。ちなみに田園都市線内では通常の急行よりも停車駅が5駅少なく、所要時間は急行と比較して中央林間~渋谷(DT-01, Z-01)間で約2分、長津田~渋谷間で約6分、準急と比較して中央林間~渋谷間で約11分、長津田~渋谷間で約13分短縮されます。

【田園都市線・半蔵門線 臨時特急『時差Bizライナー』】
中0604→長0614→あ0621→溝0629→渋0643→表0646→永0650→大0700→押0715
【臨時特急の折り返し臨時列車】
渋0754←表0752←永0747←大0738←押0721 ※田園都市線内は通常の準急として運転

【東西線 臨時『時差Bizトレイン』】
西0615→浦0623→陽0630→大0639→九0644 ※臨時快速
妙0625→浦0631→陽0641→大0650→九0654 ※臨時各停
【臨時快速の折り返し臨時『Bizトレイン』】
西0727←妙0721←浦0715←陽0705←大0656←九0652 ※臨時各停

【備考】
中・・・中央林間、長・・・長津田、あ・・・あざみ野(DT-16)、溝・・・溝の口(DT-10)、渋・・・渋谷、表・・・表参道(Z-02)、永・・・永田町(Z-05)、大・・・大手町(Z-08, T-09)、押・・・押上、西・・・西船橋、妙・・妙典、陽・・・東陽町(T-14)、九・・・九段下