2025年1月30日

【ラスト検測!】東海旅客鉄道923形0番台幹トウT4編成『ドクターイエロー』、現役最後の検測運転を終える

2025年1月29日、東海旅客鉄道923形0番台幹トウT4編成(『ドクターイエロー』)の最後の検測運転が実施されました。同編成はリニア・鉄道館で東京方先頭車の『923-7』が保存展示される予定となっており、浜松工場への自走回送など動きが注目されます。
▲現役最後の検測運転を終えた923形0番台幹トウT4編成。両先頭車の窓部分には1文字ずつ『ありがとうT4』と書かれた紙が貼付されており、同車両がいかに長く愛されていたことが分かる。
▲ドクターイエロー自体は923形3000番台幹ハカT5編成が残るので、この編成がまだ数年は検測運転を行うことになる。

この923形0番台幹トウT4編成は本当に最後の検測運転となりました。両先頭車の窓部分には『ありがとうT4』と書かれた紙が掲出されていましたので、同車両がいかに愛されていたかがよくわかる光景となりました。同編成は7号車の『923-7』がリニア・鉄道館にて先代のドクターイエローの先頭車に代わって展示されることとなっていますので、浜松工場への自走回送などの動きが注目されます。約24年間、東海旅客鉄道東海道新幹線の安全を見守ってきた車両ですので、種車の700系とは別の場所になりますが、保存展示されることは喜ばしいことです。リニア・鉄道館で再会できる日を首を長くして待ちましょう。