2024年12月25日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-130編成(クハE217-2030以下4両)が新潟車両センター所属のEF64形1030号機の牽引で所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分と思われます。
▲E217系都クラY-130編成がEF64形1030号機に導かれて帰らぬ旅へ。この編成は2019年に横須賀線開業130周年記念の一環として、車体側面部に横須賀線開業130周年の装飾が実施され、車内の吊革は歴代車両をデザインしたものとなっていた。
▲国鉄時代の電気機関車が数を減らすなかでも牽引を担当したEF64形1030号機。尾久車両センターに配属されているE493系が久留里線の気動車であるキハE130系100番台の入出場に伴う配給輸送を担当した程度で、電車の配給輸送の任務にはまだまだ課題がありそうだ。
▲E235系1000番台付属編成は都クラJ-42編成まで落成済み。一方の基本編成はグリーン車(サロE235形1000番台・サロE234形1000番台)の出場状況から、当初予定の2編成分少ない都クラF-49編成までは確実となりそうだ。
▲E235系1000番台付属編成は都クラJ-42編成まで落成済み。一方の基本編成はグリーン車(サロE235形1000番台・サロE234形1000番台)の出場状況から、当初予定の2編成分少ない都クラF-49編成までは確実となりそうだ。
配給輸送された都クラY-130編成は1997年度に製造された5次車最後の編成で約27年間の活躍でした。新製当初は幕張車両センターに配属されていたようです。この系列は2025年3月のダイヤ改正を前に運用を離脱するものと予想されており、E217系が見られるのは定期列車では3月14日までと予想されており、今後も動向が注目されています。この都クラY-130編成は2019年に横須賀線開業130周年にちなんで同編成に装飾が実施されていました。なおこの系列には制御装置更新工事施行前の帯色に復刻されたことで注目された編成がいましたがここ最近は運用入りしておらず鎌倉車両センター構内への留置が続いており、今後の行方が気になるところです。