2025年1月8日、総合車両製作所横浜事業所を出場して小田急電鉄海老名検車区に納車され、1月6日に大野総合車両所入場で編成分割の動きを見せていた小田急電鉄5000形の最新鋭編成の5064Fの性能確認試運転が海老名(OH32)~小田原(OH47)間で行われました。
▲2024年度の新製2編成目となる5000形5064Fが性能確認試運転を実施した。その前には大野総合車両所入場の想定で4両と6両に分割している様子が目撃されていた。同編成に準備工事が実施されている鉄道設備モニタリング装置関連の動きか?
同編成は現時点で営業運転に投入されていない5063Fと異なり、鉄道線路設備モニタリング装置と架線検測装置はいずれも設置準備工事にとどまっていますが、5063Fが使用できない(運用されない)タイミングに備えたときの試験を実施した可能性があります。鉄道線路設備モニタリング装置の搭載編成は1編成が基本なので、5063Fが搭載している機器を5064Fに移設できるような準備作業をしていた可能性があり得るのではと個人的に思います。今年度分の5000形はすでに出揃っていますので、試運転を重ねたあと、営業運転に向けた準備などを実施して投入するだけでしょうか。これにより置き換えられる8000形が注目されますが、ここ最近目撃のない8253Fは検査入場でしょうか?
【小田急電鉄5000形の在籍】※2025年1月8日現在
<川崎車両株式会社(旧川崎重工業兵庫工場)>
5051F・5052F・5055F・5056F・5060F・5061F・5062F
<総合車両製作所横浜事業所>
5053F・5054F・5063F・5064F
<日本車両製造豊川製作所>
5057F・5058F・5059F