2024年1月17日の平日111運用から、小田急電鉄1000形1057F(4両固定編成)が所定で専任編成による小田急箱根鉄道専任運用を代走し、18日は土曜休日112運用、19日は土曜休日113運用にそれぞれ充当されました。20日は平日114運用なので、平日111運用の充当編成が注目されています。
▲1000形4両固定編成の1057Fが2021年12月以来、約3年1か月ぶりに小田急箱根鉄道区間に入線した。これはワンマン運転対応車両の1000形1066Fが故障で運用を離脱している関係から、急遽代走運用に入ったものと思われる。
▲1000形1065Fはワンマン運転対応改造工事のため、1066Fは故障により運用を離脱しており、1057F・1063F・1064Fの3編成で4運用をやりくりする必要がある(ただし111運用と114運用は兼任ができる)。
小田急箱根鉄道では小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間で実施する予定のワンマン運転準備のため、大野総合車両所に入場した編成からワンマン運転対応工事が施工されており、電気連結器の撤去(スカート形状変更)と側面部乗降安全確認カメラの設置(乗務員室への乗降確認モニターの設置)などが行われています。現在は1066Fに施工済みで、1065Fが入場中で、3編成で4運用を賄う必要がある中で1066Fが故障という事態に見舞われたことから、1057Fの代走で補填された形です。もしも1066Fが復帰できれば、111運用になるものと思われますが、復帰が長引くと引き続き1057Fの代走が数日間続きそうです。