2025年1月21日

【展示が決まった】東海旅客鉄道923形幹トウT4編成『ドクターイエロー』、保存展示が決定

2025年1月18日から19日にかけて、東海旅客鉄道923形0番台幹トウT4編成(『ドクターイエロー』)の最後の検測運転と思われる『のぞみ』ダイヤでの検測運転を実施しました。この編成はこの検測運転が最後の充当になるものと思われます。
▲リニア・鉄道館に保存展示が決まった923形0番台幹トウT4編成。ただし保存車両は東京寄り先頭車の7号車の『923-7』に当たる車両で、700系と似た客室が再現されている。
▲ドクターイエロー自体は923形3000番台幹ハカT5編成が残るが、この編成も数年後の引退が決定している。前回は東海ツアーズによる見学ツアーで初めてゲスト展示された同車両、今年はどうなるのだろうか。

この923形0番台幹トウT4編成は1月に引退となることが決まっているため、今回の検測運転が最後になるものと思われます。同編成は7号車の客室部分が再現された車両のみ、リニア・鉄道館の先代のドクターイエローの先頭車に代わって展示されることとなっています。なお先代車両は西日本旅客鉄道に返却となり、石川県で展示保管されることとなっています。それ以外の残り6両(923-1、923-2、923-3、923-4、923-5、923-6)は廃車解体処分となるものと見込まれます。せめて923-1を浜松工場内に保存することは出来なかったのでしょうか…。