2025年1月14日

【車両動き激しい】西武鉄道40000系48151F(8両固定編成)の池袋線営業運転投入で2000系転属・廃車の動き

2025年1月13日より、西武鉄道40000系で初の8両固定編成である48151Fが池袋線小手指車両基地にそのまま配属となったのか、池袋線・狭山線で営業運転を開始しました。これにより2000系に新たな動きが発生しています。
▲池袋線小手指車両基地に40000系(写真は40157F)の8両固定編成が配属となり、池袋線・狭山線で営業運転に投入された。あと2編成分16両(48152F48153F)が投入される予定であり、この動きから2000系にさらに廃車が発生している。
▲新宿線系統から池袋線系統に転属し、池袋線・狭山線・西武秩父線で活躍していた2000系2095F(写真2枚目)横瀬車両基地へ旅立った。種別行先案内表示器はフルカラーLED式だが、2両のみの廃車で国分寺線への転用があるのか、それとも全車解体となってしまうのか。しかし池袋線からは2073F(写真3枚目)が南入曽車両基地に回送され、転属の動きになりそう。
▲小田急電鉄から活躍の場を移し西武鉄道8000系に生まれ変わった8103Fが池袋線内で性能確認試運転を実施した。この編成は国分寺線に投入予定なので、新宿線系統の車両となる。中間電動車の制御装置や優先席以外の一般座席、車内銘板は小田急電鉄時代の姿を維持している。

40000系初の8両固定編成となる48151Fは10両固定編成の0番台(転換クロスシート車両)と50番台(ロングシート車両)とほぼ同じ仕様で製造されており、実際には地下鉄に直通できるようなATO装置などを備えていますが、ワンマン運転時に運転士が目視で使用する乗降確認モニターがありませんので、地下鉄には直通しない運用で基本的に使用するものと思われ、貫通扉には地下鉄直通非対応を示す黄色いテープが貼り付けされています(ただし機器構造上は直通が可能である)。また30000系とは異なり電気連結器がありませんので、20000系8両固定編成などと同様の運用になるものと思われます。車番は灰色に改められて視認性が向上したほか、車内防犯カメラは株式会社MOYAI製のものに変更、パンタグラフは8号車以外の偶数号車に搭載されています。弱冷房車は2号車モハ48251に設定されています。10両編成での運用に投入されないため、女性専用車ステッカーはありません。この編成の投入により、2000系2073Fが池袋線系統から新宿線系統に転出の形となり、2095Fが横瀬車両基地に自走回送される動きとなりました。2073Fは新宿線及び拝島線での運用に投入され、2095Fは2両の廃車で国分寺線投入、または全車両解体処分と思われます。また1月14日には元小田急電鉄8000形の西武鉄道8000系8103Fが池袋線内で性能確認試運転を実施しました。西武鉄道は40000系の投入もありましたが、動きが活発になってきています。