2024年12月3日、東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)とうきょうスカイツリー(TS-02)付近の下りの高架化工事について、2025年3月1日19時20分頃から終電車にかけて、下りと留置線の高架化切り替え工事を実施することに伴い浅草(TS-01)~曳舟(TS-04)間で運休し、区間急行・区間準急・普通は曳舟で、特急列車は北千住(TS-09)でそれぞれ折り返し運転を実施すると発表しました。ただし東京地下鉄半蔵門線直通列車は通常通りとなります。
▲まもなく下り線が高架化されるとうきょうスカイツリー。上り線は高架化が完了しておりホームが上下線で分離されている。高架化後は2面3線の駅となるが、留置線側のホームと線路は副本線となり、留置線への入庫などに使用される。
▲東京地下鉄半蔵門線直通列車に使用される50000・50050系(写真は11451F+11256F・51053F)。普通のほかに区間準急・区間急行が曳舟~北千住間各駅に停車するため、半蔵門線直通列車(準急・急行)の同区間での途中駅への臨時停車は行われない。また普通・区間準急・区間急行は工事の時間帯はすべて4番線ホームを発着する。そのため乗り換えの際は要注意となる。
▲特急列車は普通・区間準急・区間急行および東京地下鉄半蔵門線直通列車との兼ね合いから北千住での折り返しに変更される。また北千住止まりとなる上り『スペーシアX12号』は1号車のカフェの営業が全区間で休止されるので注意だ。
今回の工事では下り本線のほか、特急列車などが留置される留置線の高架化工事となり、高架化完了後も事業は続き、新しいホーム(副本線を含む)の設置や駅舎の工事が進められる見通しとなっています。このため3月1日の浅草発・曳舟発の工事開始前の最終列車は浅草発が913レ(北1929←浅1912)、曳舟発が928レ(北1904→浅1921)となり、それ以降の普通・区間準急・区間急行は曳舟4番線ホーム発着となります。特急列車は普通・区間準急・区間急行のほかに東京地下鉄半蔵門線直通となる準急・急行が運転されていることを考慮して北千住発着に変更され、このうち『スペーシアX12号』(1048レ・日1744→浅1935)は1号車のカフェ(1号車・6号車の特別座席利用者以外はオンライン整理券の取得が必要)の営業が取りやめとなります。工事が3月1日に荒天となり、8日に延期となった場合も同様です。
また工事時間帯には普通・区間準急・区間急行が曳舟4番線ホームでの発着となることから、半蔵門線方面から東向島(TS-05)・鐘ヶ淵(TS-06)・堀切(TS-07)・牛田(TS-08)間の各駅へ向かう際には階段・エスカレーター・エレベーターを使って4番線ホームへ移動する必要が生じますので気を付けてください(工事時間帯は1番線ホームに列車が走らなくなるため)。