2024年12月15日

【今回2路線のみ改正】東京地下鉄が2025年3月15日実施のダイヤ改正の概要を発表

2024年12月13日、東京地下鉄が2025年3月15日実施のダイヤ改正の概要を発表しました。今回ダイヤ改正を実施するのは東日本旅客鉄道と相互直通運転を実施する東西線・千代田線ですが、東西線は一部列車の行先・運転時刻の変更のみとなっていますので、千代田線のみを紹介します。

【千代田線(C)】
▲千代田線では小田急電鉄小田原線の向ヶ丘遊園(OH19)まで(実際は一部時間帯に伊勢原(OH36)まで)直通運転しているが、日中時間帯はシャトル運用の代替と1本で直通する利便性などを考慮して多摩線唐木田(OT07)までの直通に変更され、多摩線内は各駅に停車となる。
▲千代田線で運転されている有料特急ロマンスカーは平日の『メトロはこね』1本、土曜休日の『メトロはこね・メトロえのしま』1本の運転時刻が変更となる。

千代田線では一部列車の行先や時刻を変更する以外に、日中時間帯の小田急電鉄小田原線に直通する列車を最遠で小田原線向ヶ丘遊園までから多摩線唐木田までの直通に変更し、多摩線沿線と千代田線沿線が約3年ぶりに1本で再び結ばれます。ただし小田急電鉄のダイヤ改正の公式発表にもあった通り、急行の停車駅に五月台(OT01)・黒川(OT03)・はるひ野(OT04)の各駅が追加されることにより、多摩線内は各駅に停車となります(千代田線⇔小田原線列車が多摩線にも直通することで多摩線シャトルを代替する)。また平日の『メトロはこね20号』(0420レ・平日N22N72運用)および土曜休日の0493レ(0593レ・土曜休日N22N72運用)の千代田線内発着時刻が変更(ただし0420レは下車専用、0493レ(0593レ)は乗車専用の扱いのまま)となります。後者は土曜休日に相模大野(OH28)で分割併合を行い各観光地へ向かう列車で3~4分の繰り上がりとなります。なお相互直通運転先の東日本旅客鉄道常磐緩行線でワンマン運転を実施する予定ですが、千代田線でのワンマン運転については言及がありませんでした。