2024年12月23日から、小田急箱根鉄道専任編成の小田急電鉄1000形1065F(4両固定編成)が大野総合車両所の88番構内留置線に入場しています。同編成は22日の土曜休日114運用に充当された後に海老名検車区に入庫していました。
▲小田急箱根鉄道専任編成の1000形1065Fが12月23日に大野総合車両所に入場した。前回の1066Fに続いてワンマン運転対応工事が実施され、クハ1165・クハ1065の電気連結器は撤去となる見込みだ。
1000形1065Fは同形式の2020年度のリニューアル更新工事施工編成で、2022年から同形式のレーティッシュカラーの代替として小田急箱根鉄道区間の専任運用に充当されています。このことからリニューアル更新工事を受けて小田原線・江ノ島線・多摩線での運用は約2年、小田急箱根鉄道区間では約2年経過していますので、リニューアル更新工事からわずか約4年で電気連結器が撤去されることになります。同編成は当面のあいだ入場となるため、代走で補填せずに再び3編成で4運用を回すこととなります。なお改造内容は1066Fと同じものになりそうです。
【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2023年12月23日現在 合計98両 下線部は小田急箱根鉄道専任(他編成と連結不可)
* 4両固定編成…7編成(28両)
内訳…1057F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
内訳…1057F・1063F・1064F・1065F・1066F・1067F・1069F
*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
内訳…1091F・1092F・1093F・1094F・1095F・1096F・1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成(1097Fは元8両固定編成の付随車も)改造。