2024年12月15日

【東上線も変わる】東武鉄道が2024年3月15日実施のダイヤ改正の概要を発表

2024年12月13日、東武鉄道が2025年3月15日に実施のダイヤ改正の概要を発表しました。メインは東上線系統となります。
▲東上線では平日の志木(TJ-14)始発の普通1本を川越市(TJ-22)始発の準急に変更して混雑緩和を図るほか、平日の夕夜間帯と土曜休日の夜間帯に準急を増発する。また日中時間帯の準急のうち毎時2本は急行に変更、約10分間隔で分かりやすくする。なお急行は森林公園(TJ-30)行きか小川町(TJ-33)行きのため、池袋(TJ-01)発急行川越市(TJ-22)行きが登場する。
▲相模鉄道20000系が東武鉄道直通非対応のため、東上線と東京地下鉄・東急電鉄・相模鉄道を直通する列車は東急電鉄5000・5050系4000番台で運転される。土曜休日の早朝1本の急行は快速急行に変更、急行停車駅の朝霞(TJ-12)・志木・ふじみ野(TJ-18)が通過となる。
▲スカイツリーラインでは特急『きぬ』(100系で運転)・『リバティきぬ』(500系で運転)(下り4本、上り6本・毎日運転)が新たに日光線新高徳(TN-53)に停車となる。これは日光・鬼怒川エリアへの観光需要喚起を目指して同駅が最寄りの『日光たかとくキャンプステーション』へのアクセス向上を目的としたものとなる。

【東上線系統】
東上線系統では平日朝ラッシュ時間帯に優等種別列車の準急と急行に利用者が集中していることから、志木(TJ-14)始発の512レ(志0735→池0811)を川越市(TJ-22)始発の準急に変更して運転区間を延長し混雑緩和を図ります。また平日夕夜間時間帯に池袋(TJ-01)始発の準急川越市行きを2本増発して混雑緩和を図り、土曜休日夜間帯に池袋始発の準急森林公園(TJ-30)行き1本を増発して利便性を高めます。日中時間帯には池袋始発で毎時4本(毎時16分発、23分発、46分発、53分発)で運転されている準急のうち毎時2本を急行に格上げ変更し、利用の多い急行を6本とし、毎時10分ごとの発車(毎時00分発・10分発・20分発・30分発、40分発、50分発)に変更して分かりやすくします。これにより準急を乗り通したり、途中の和光市(TJ-11)から先の快速急行停車駅で東京地下鉄副都心線から直通する(Fライナー)快速急行に乗り継ぎするよりも利便性が良くなります。

また土曜休日早朝に相模鉄道本線・いずみ野線直通列車として運転している急行湘南台(SO-37)行き1本を快速急行に変更し、東急電鉄東横線・新横浜線を経由して新横浜(SH-01,SO-52)および東海旅客鉄道東海道新幹線へのアクセスを向上させます。またホームドアの整備を進めることから、ホームドア設置駅への停車時間確保の観点から一部列車の始発時刻を約1分ほど繰り上げます。

※相模鉄道でも2025年3月15日にダイヤ改正の実施を発表済みですが、詳細は2月に判明。

【伊勢崎線系統】
伊勢崎線では特急『きぬ』・『リバティきぬ』の下り4本・上り6本が新高徳に停車し、観光需要喚起を目指して『日光たかとくキャンプステーション』へのアクセス向上を図ります。新高徳は何度も『きぬ』の停車駅に加わったり外れたりしていたことがありますので、停車が定着してくれることを願います。なお新高徳に停車する『きぬ』・『リバティきぬ』は下りが1105レ1109レ1139レ1141レ、上りが1110レ1114レ(→1014レ)・1116レ1122レ1124レ1156レとなります。なおこれ以外にも一部列車の運転時刻変更があるようです。