2019年7月5日

【施工2編成目】東日本旅客鉄道E233系0番台八トタT39編成がトイレ設置改造工事と編成組み替えを実施

2019年7月4日、東日本旅客鉄道東京総合車両センターに入場していた豊田車両センター所属のE233系0番台八トタT39編成(クハE233-39以下10両)が出場し、所属先まで自走回送されました。
▲E233系0番台で八トタT37編成(クハE233-37以下10両)以来となる2編成目の車椅子対応大形洋式トイレ設置編成となった八トタT39編成。10両固定編成のため組成変更が行われており、トイレは付随車のサハE233-239に設置されており、弱冷房車の設定車両も変更されている

この編成は10両貫通編成で6号車と7号車に付随車(ちなみに10両分割編成では6号車と7号車に制御車)を組む構成で東京(JC-01)寄りからクハE233-39+モハE233-39+モハE232-39+モハE233-239+モハE232-239+サハE233-239+サハE233-39+モハE233-439+モハE232-439+クハE232-39と組成されていました。今回は車椅子対応の大形洋式トイレと車椅子兼ベビーカースペースが付随車のサハE233-239(旧6号車)に設置されたことによって同車両が新たに4号車となり弱冷房車への指定がなされたほか、旧4号車は5号車(弱冷房車設定を解除)、旧5号車は6号車に変更され、東京寄りからクハE233-39+モハE233-39+モハE232-39+サハE233-239+モハE233-239+モハE232-239+サハE233-39+モハE233-439+モハE232-439+クハE232-39という組成になりました(太字が組成変更された車両)。トイレ設置部分はもともと優先席のあったところであり、優先席の移設と側面窓の一部分の穴埋め、車椅子兼ベビーカースペースの追加設置が行われたようです。またモハE232-239には静止型インバータ(SIV)の追加設置も行われたようです。また両先頭車にはホーム検知装置も追加設置されました。

【トイレ設置編成】
1編成目:八トタT37編成 2編成目:八トタT39編成 3編成目:八トタT??編成

【E233系0番台トイレ設置編成の組成】 ※左側が東京寄り、下線部に注目
入場前
クハE233-39+モハE233-39+モハE232-39+モハE233-239+モハE232-239+サハE233-239+サハE233-39+モハE233-439+モハE232-439+クハE232-39

入場後
クハE233-39+モハE233-39+モハE232-39+サハE233-239+モハE233-239+モハE232-239+サハE233-39+モハE233-439+モハE232-439+クハE232-39