2019年7月11日、東京地下鉄日比谷線で活躍した03系03-129Fの先頭車(クハ03-129+クハ03-829)と03-139Fの先頭車(クハ03-139+クハ03-839)が越谷貨物ターミナルから金沢総合車両所松任本所まで甲種輸送されています。
▲『ブルーサンダー』のEH200形13号機に導かれて、長らく走った関東を離れ北陸に向かった03系03-129F(写真)と03-139Fの両先頭車4両。北陸鉄道への譲渡と思われる。03系は03-131Fが熊本電鉄に譲渡されたことがあるが、北陸鉄道への譲渡は初めてである。
03系は13000系の増備で置き換えが進められており、03-131Fの先頭車2両(1両は電動車へ改造)が熊本電鉄に譲渡されましたが、今回は03-129Fと03-139Fの先頭車のみの4両が金沢総合車両所松任本所へ向かうということは、北陸地方の地方鉄道に譲渡される可能性が高いです。石川県内を走る北陸鉄道への譲渡ということでしょうか。北陸鉄道の車両は片開きの3扉車で運用されていることから、03系を譲受して現行車両を置き換えていく可能性があります。同系列の中間車の大半は解体処分のようですが、先頭車だけが譲渡されるだけでも嬉しいですよね。