2019年7月23日、西武鉄道小手指車両基地所属の10000系10103F(プラチナム・エクスプレス秩父のラッピング車)が小手指車両基地から横瀬車両基地まで自走回送されました。廃車解体のためと思われます。10000系の廃車はこの編成が初めてとなります。
▲デビューから秩父路を駆け抜けた小手指車両基地所属の10000系10103Fがついに帰らぬ旅へ出てしまった。なおプラチナム・エクスプレス秩父のラッピングは施されたままだった。
小手指車両基地所属の同系列は001系Laview(ラビュー)に置き換えられることとなっており、その廃車1編成目となります。ただし直近で武蔵丘車両検修場で重要部検査を通した編成がいるため、搬出前に今後活用される可能性のある座席の取り外しが行われるものと思われます。長らく秩父路を駆け抜けた10000系についに廃車が発生しました。どの編成であっても動向に気をつけたいものですが、次に危なそうなのは10105F(レッドアロークラシック)となるのでしょうか。