2019年2月27日の平日A32運用より、小田急電鉄3000形3274F(日本車両製造6次車:6両固定編成)の車内LCD式旅客案内表示器が従来の15インチ1画面から17インチワイド2画面に増強されているようです。同編成には『小田急TV』対応化工事が行われていたものと思われます。
▲3000形では3273F(日本車両製造6次車)に続いて車内LCD式旅客案内表示器の2画面化工事を受けていた3274F。2月23日には試運転を行ったが、『小田急TV』対応の動作確認が目的だったと思われる。この工事は3275F(日本車両製造6次車)・3276F・3277F(以上日本車両製造7次車)や6両固定編成から改造の10両固定編成にも及ぶだろうか。
同形式6次車では8両固定編成の3661F・3662F・3663Fの3編成に施工済みですが、6両固定編成での施工はこの編成が2編成目です。2月23日には『小田急TV』の動作確認のためか小田原線内で試運転が実施されていたようです。3000形への『小田急TV』対応化工事は6次車の3273F以来となり、同形式全体では実に16編成目(6両固定編成が3267F~3274Fの8編成、8両固定編成が3658F~3662Fの5編成、10両固定編成[元8両固定編成]が3編成)の施工となります。『小田急TV』対応未施工の6次車の3275F、7次車の3276F・3277Fと6両固定編成から改造された10両固定編成の5編成(3091F~3095F)の動向が注目されます。
【3000形の『小田急TV』対応化編成 ※2019年2月28日現在】
4次車(旧東急車輛製造):3267F・3268F
5次車(川崎重工業):3269F・3270F・3271F・3272F・3658F・3659F
6次車(日本車両製造):3273F・3274F《NEW!》・3660F・3661F・3662F・3083F(元3663F)
7次車(日本車両製造):3081F(元3665F)・3082F(元3664F)
※青色・・・ロイヤルブルー帯の編成、青色・・・インペリアルブルー帯の編成
※3000形で最初の施工は6両固定編成の3267F。8両固定編成で最初の施工は元3663F(現3083F)。