2019年2月18日

【いよいよ終盤】小田急電鉄1000形1093F(リニューアル車)の6両側が姿を現す

2018年中に小田急電鉄大野総合車両所にリニューアル更新工事と重要部検査のため入場中の1000形1093F(10両固定編成)ですが、2019年2月16日頃より、構内88番構内留置線および延長上の880番構内留置線にて留置されています。
▲1000形1093Fのリニューアル更新工事はいよいよ終盤に突入か。新製当初から10両固定編成であるためリニューアル内容は1091F・1095F・1096Fと同じものと思われる。

前回の1067F(4両固定編成)に続いて2018年度のリニューアル対象となった1093Fについては昨年に新宿(OH01)寄りの4両側(つまりクハ1093+デハ1043+デハ1143+サハ1193)の工事がすでに完了しています。クハ1093とサハ1193の下り方に車椅子兼ベビーカースペースが設置されていることは確認済みです。昨年の4両側の観察以降、動きのなかったように見えた1093Fですが、2月についに6両側(サハ1293+デハ1243+デハ1343+サハ1393+デハ1443+クハ1493)が姿を現すようになり、16日には88番構内留置線および延長上の880番構内留置線に留置されています。なおドアステッカーは6両側については貼付されていない状態で留置されているようです。先頭車下部のスカートは交換前であるほか、付随車・制御車の台車は古い状態であるため、スカートの交換や重要部検査が施工されるものと推測されます。年度末ギリギリでの出場となる可能性があるでしょうか。来年度(2019年度)のリニューアル施工両数が気になりますが、日本車両製造豊川製作所に入場中のロマンスカー『EXE』から『EXEα』となる30000形30054F+30254Fの動向も気になります。