2019年2月28日

【ちょっとした異端編成】小田急電鉄3000形3083F(元3663F)が営業運転に入る

2019年2月27日の平日E25運用(6754レ1204レ海0510→宿0606)より、小田急電鉄3000形3663F(日本車両製造6次車)に中間増備車2両を組み込んだ3083Fが営業運転に入りました。

▲元3663Fに中間増備車2両を組み込んで誕生した3083F。種別行先案内表示器は中間増備車のサハ3383+デハ3433のみがフルカラーLED式、それ以外は3色LED式であり、8編成(80両)が在籍する3000形10両固定編成のなかでもちょっとした異端編成となっている。
▲元3663Fの元デハ3913(現デハ3333)と元クハ3963(現クハ3483)のあいだに組み込まれた中間増備車のサハ3383+デハ3433。この2両の種別行先案内表示器はフルカラーLED式だが、改造種車が日本車両製造6次車の元3663Fで3色LED式のままであるため、中間増備車の種別行先案内表示が余計に目立って見えそうだ。

3083Fは元3663Fの元デハ3913(現デハ3333)と元クハ3963(現クハ3483)の間に川崎重工業兵庫工場で製造された2両(サハ3383+デハ3433)を組み込んだ10両固定編成で、元3663F側の8両は前面帯・側面帯がインペリアルブルー帯に変更されたほか、種別行先案内表示器は3色LED式で存置されていて、前面部・側面部の種別行先案内表示器が3色LED式とフルカラーLED式が混在していますので、8編成が在籍する3000形10両固定編成のなかでちょっとした異端編成となっています。また元デハ3913は改番で『デハ3333』となり、新たなゾロ目番号となっています(他形式では代表例として5000形5255Fのクハ5555、1000形1061Fのデハ1111)。

【3000形10両固定編成在籍状況】 ※2019年2月28日現在
《6両固定編成から改造》
クハ3091+デハ3041+デハ3141+サハ3191+サハ3291+デハ3241+デハ3341+サハ3391+デハ3441+クハ3491
クハ3092+デハ3042+デハ3142+サハ3192+サハ3292+デハ3242+デハ3342+サハ3392+デハ3442+クハ3491
クハ3093+デハ3043+デハ3143+サハ3193+サハ3293+デハ3243+デハ3343+サハ3393+デハ3443+クハ3493
クハ3094+デハ3044+デハ3144+サハ3194+サハ3294+デハ3244+デハ3344+サハ3394+デハ3444+クハ3494
クハ3095+デハ3045+デハ3145+サハ3195+サハ3295+デハ3245+デハ3345+サハ3395+デハ3445+クハ3495
《8両固定編成から改造》
クハ3081+デハ3031+デハ3131+サハ3181+デハ3281+デハ3231+デハ3331+サハ3381+デハ3431+クハ3481
クハ3082+デハ3032+デハ3132+サハ3182+デハ3282+デハ3232+デハ3332+サハ3382+デハ3432+クハ3482
クハ3083+デハ3033+デハ3133+サハ3183+デハ3283+デハ3233+デハ3333+サハ3383+デハ3433+クハ3483