2019年2月13日、富士急行で運用されている5000形『トーマスランド号』(1975年登場)が同年2月23日をもって引退し、引退後は下吉田(FJ-14)構内で保存すると発表しました。
▲多くの人々に愛された5000形『トーマスランド号』、余生は下吉田構内での保存となりそうだ。
現在の『トーマスランド号』は写真の5000形と元東日本旅客鉄道205系0番台宮ハエ28編成の3両を改造した6000系6502Fの2編成で運用されており、このうち前者は1975年に登場した富士急行で最後の自社発注となった車両で、1976年には鉄道友の会からローレル賞を受賞し、その後は富士急ハイランドに完成した『トーマスランド』の誕生を契機に『トーマスランド号』となり、現在に至ります。後者は2018年3月に5000形の後継として導入され、車種は東日本旅客鉄道埼京線・川越線(大宮[JA-26]~川越間)および東京臨海高速鉄道りんかい線で長らく最後まで運用されていた205系0番台を改造したものです。前者は登場から約44年ということもあり、老朽化や部品確保が困難になったために引退させることになったようです。最終運用は下りが大月(FJ-01)13時11分発、16時15分発、上りが河口湖(FJ-18)11時16分発、14時32分発で運転されます。
【5000形『トーマスランド号』最終運用】 ※2019年2月23日運転
河1116→月1216 20レ
河1416←月1311 21レ
河1432→月1529 28レ
河1722←月1615 29レ