2019年2月5日、総合車両製作所横浜事業所で製造された東日本旅客鉄道埼京線・川越線向けのE233系7000番台宮ハエ133編成が出場し、所属先の川越車両センターまで山手貨物線経由で試運転を兼ねて自走回送されました。同系列7000番台の増備は宮ハエ132編成以来です。
▲E233系7000番台の増備が進み、33編成目が登場。かつての主力車両205系0番台の最盛期の在籍数(32編成)を超えた。相模鉄道新横浜線への直通向けの増備編成と思われる。
▲宮ハエ133編成でも出場時に掲出が省略されていた『防犯カメラ作動中』のステッカー。
今回出場したE233系7000番台宮ハエ133編成は女性専用車ステッカーのある10号車側からクハE233-7033+モハE233-7433+モハE232-7433+サハE233-7233+サハE233-7033+モハE233-7033+モハE232-7033+モハE233-7233+モハE232-7233+クハE232-7033と組成されており、先頭車前面部の窓には“ATACS”を搭載していることを意味する『ID-63』の表記が確認できました。さらに宮ハエ132編成と同じく『防犯カメラ作動中』のステッカーがありませんでした。今回の増備車は相模鉄道新横浜線との直通運転を想定し、運用数が増えることに伴って登場したものと思われます。相手方の相模鉄道12000系の行先対応表には埼京線や東京臨海高速鉄道りんかい線の駅名が含まれているため、E233系7000番台の行先対応表には従来の運用範囲となる埼京線・川越線、りんかい線の行先のほかに相模鉄道新横浜線および本線の行先が入っているものとみられます。