2019年2月27日

【工事進行中】京王電鉄8000系の10両固定編成化工事、いよいよ終盤に突入

2013年度から京王電鉄8000系の6両+4両の組成を10両貫通編成の組成(つまり中間に入るクハを実際のサハ)に改造する工事が始まり、2019年2月22日時点では全14編成のうち8712F+8812Fを除く13編成に施工中です。若葉台検車区にて中間に入る先頭車の運転台を撤去し中間車の構体が取り付けられており、その改造部分のみ戸袋窓がないのが特徴です。
▲8000系で6両+4両を組成するのは写真の8710F+8810F(→8710F)の入場により、ついに8712F+8812Fのみとなった。それ以外の編成は10両貫通編成化工事が終了している。

▲現在の8712F+8812F(→8712F)。唯一中間に先頭車同士を挟んでいる8000系である。

▲中間に入った先頭車同士の連結部分。10両貫通編成工事が本格化する前から書類上はすでに付随車化(クハ→サハ)されており、増解結作業などはない。改番は貫通編成工事施工とともになされている。

8000系の10両貫通編成化工事と更新工事が進行したことにより、現時点では8712F+8812Fのみが6両+4両を組成する唯一の10両編成であり、現在では8710F+8810Fが若葉台検車区に入場中であり、貫通編成化工事を受けているようです。これにより8000系の先頭車同士をつなげる光景は車両故障などの緊急時を除いて見納めとなるようです。いよいよ8000系全14編成の10両貫通編成化工事は終盤を迎えています。