2018年5月24日

小田急電鉄ロマンスカー『LSE』7000形7003F、解体作業開始間近か

2018年5月24日、小田急電鉄ロマンスカー『LSE』7000形で3月17日のダイヤ改正を前に営業運転を離脱し、大野総合車両所構内の67番留置線にて長らく留置されていた7003Fが、久しぶりに構内移動を行って現在では88番留置線に留置されています。
▲運用離脱から2ヶ月以上が経つロマンスカー『LSE』7000形7003F。解体予定時期の6月が迫っているため、本格的な解体処分に向けた動きが加速するのだろうか。新たに開業するロマンスカーミュージアムの保存展示のためか、先頭車以外の中間車9両が解体処分となる予定である。

この編成は3月14日を最後に運用を離脱して15日早朝に臨時回送されて以降は大野総合車両所構内での留置が続いていました。それ以降は動きがありませんでしたが、5月24日早朝にはすでに89番構内留置線に姿を見せていたことから、23日終電後から24日始発前までに構内移動を行っていたものと思われます。現在は88番構内留置線で留置されていますが、10号車デハ7103の屋根上部のクーラーがすでに撤去されていたことから、先頭車にあたる11号車のデハ7003と1号車のデハ7803を残しての解体処分が本格的に行われるための準備と思われます。残される両先頭車は海老名検車区西側に近接し2021年に開業する『ロマンスカーミュージアム』にて保存展示されるものと思われます。まずは解体のための搬出の動きに注意したいものです。

【解体予定の車両】
デハ7003+デハ7103+サハ7053+デハ7203+デハ7303+デハ7403+デハ7503+デハ7603+サハ7153+デハ7703+デハ7803