2018年5月23日

東京都交通局浅草線の新型車両5500形は6月30日から運用開始へ

2018年5月23日、東京都交通局が浅草線に導入する新型車両の5500形5501Fについて、同年6月30日から営業運転を開始すると発表しました。同編成は2017年に製造され、同年12月の馬込車両検修場一般公開にて5300形5307F・5327Fに挟まれて展示されていました。
▲浅草線のニューフェイス5500形5501Fは6月末日にデビュー。現行車両5300形(27編成)の置き換えとして8両27編成(216両:5501F~5527F)が導入される予定。
▲スカートの大きさに関係なく動向が注目される5300形。同形式の廃車時の動きが気になるところ。

同形式は大島車両検修場所属の10-300形4次車以降の内装を参考に総合車両製作所横浜事業所で落成し、車内に監視カメラを設置したほか、車椅子スペース兼ベビーカースペースを各車両に設けています。制御装置はSiC素子のVVVFインバータですが、変調音がかなり独特ですね。なお5500形は基本的に列車番号の末尾に『T』がつく運用に入るので、同形式の入りやすい運用には西馬込(A-01)~泉岳寺(A-07)間の往復運用や乗り入れ先の快特運用、エアポート急行の運用があります。