2018年5月11日

西武鉄道が2018年度事業計画を発表

2018年5月10日に西武鉄道が2018年度事業計画を発表しました。投資額は約247億円です。

【車両面】
▲昨年度は40000系が4編成(40両)増備され、40103F・40104Fが池袋線・狭山線向けに、40105F・40106Fが新宿線・拝島線向けに配置された。今年度の新製車両は40000系ではない。
▲有料特急『小江戸』『ちちぶ』『むさし』に使用されている10000系電車。10101F・10104F・10106F・10108F・10112Fが南入曽車両基地、10102F・10103F・10105F・10107F・10109F・10110F・10111Fが小手指車両基地の所属である。今年度から同系列に代わる新型特急車両が製造される。

車両面では通勤形の40000系ではなく、現在の特急『小江戸』『ちちぶ』『むさし』に使用されている10000系の置き換えとして新型特急車両が製造されます。製造先、系列名、製造される編成数が不明ですが、1編成あたり8両なので、まずは1編成・2編成といったところでしょうか。この特急車両は2018年度末に運用開始予定なので、2019年3月からと思われます。

【設備面】
▲池袋線の池袋(SI-01)に設置されたホームドア。降車ホーム側の1番ホームと、延長上に特急のホームがある7番ホーム以外のすべてのホームに設置された。
▲新宿線の上石神井(SS-13)に常駐しているマルチプルタイタンパー。同車の更新が行われる。
▲駅舎リニューアルが発表された新宿線の西武新宿(SS-01)。池袋線の飯能(SI-26)も駅舎のリニューアルが行われる。

設備面では新宿線の中井(SS-04)~野方(SS-07)間と東村山(SS-21, SK-05)付近の連続立体交差事業の継続、新たに新宿線の野方~井荻(SS-11)間と井荻~東伏見(SS-15)間の連続立体交差事業に向けた準備の実施を行います。また、西武新宿と飯能で駅舎リニューアルが行われます(両駅とも2018年度末完成予定)。ホームドアは池袋の2番ホームから6番ホームに設置され、今後は池袋線の練馬(SI-06)、新宿線の西武新宿、高田馬場(SS-02)、所沢(SS-22, SI-17)、国分寺線・多摩湖線の国分寺(SK-01, ST-01)に設置される予定となっています。また内方線点字ブロックの整備を進めるほか、土砂崩れが発生した多摩湖線の武蔵大和(ST-06)~西武遊園地(ST-07)間などで行った法面改良工事、池袋線の練馬、ひばりが丘(SI-13)、新宿線の小平(SS-19)、新所沢(SS-24)など8駅でLED照明への交換などが行われます。