2017年10月20日ころから、京王電鉄7000系7708F(8両固定編成)が中間車2両を抜いた6両固定編成に変更されています。その抜かれた中間車2両は4号車・5号車にあたるサハ7508・サハ7758となっており、現在の7708Fは中間車がすべてパンタグラフ付きの電動車となっているようです。
▲8両固定編成から中間付随車2両が抜かれて6両固定編成となった7000系7708F(千歳烏山[KO-12]にて)。この写真がまさか8両固定編成での最後の姿になろうとは・・・。
今回編成から抜かれた中間車は廃車になるものと思われ、7000系では初めての廃車となります。この編成は新製当初は5両編成で落成、1987年に中間車1両を増備して6両編成となり、1992年に中間車2両が増備されて8両編成に変更されましたが、1992年に増備された中間車が4号車・5号車であり、この場合では現在のサハ7508とサハ7758に当たる車両となります。一部中間車が廃車となった経緯としては2017年9月15日には同系列の廃車前の検査で断熱塗料に石綿(アスベスト)が含まれていたことが判明したのでした。これは8000系でも判明しており、その対応のため中間車を廃車にしたのではないかと思われます。実際の真相は不明ですが、7000系に何らかの動きはありそうです。