2017年10月12日から15日にかけて、川崎重工業兵庫工場で製造された西武鉄道40000系40103Fが池袋線の小手指車両基地まで甲種輸送されました。池袋線内は新101系263Fの牽引でした。
▲今年度の事業計画では40000系は4編成(40103F・40104F・40105F・40106F)が製造されることになっており、40103Fはその最初の編成である。横瀬車両基地の一般公開で廃車になる9000系の落書きコーナーが設けられるということから、9000系の代替で導入となるのだろうか。
▲池袋線内の牽引を担当した新101系263F(写真右端:南入曽車両基地一般公開にて)。
池袋線内基準では飯能(SI-26)・西武球場前(SI-41)寄りからクハ40103+モハ40203+モハ40303+サハ40403+モハ40503+サハ40603+サハ40703+モハ40803+モハ40903+クハ40003となっており、今年度から9000系の廃車が予想されていることから、今後は同系列の代替車両で導入されるものと思われます。なお座席はロングシートとクロスシートに転換できるタイプとなっており、40103Fでも池袋線の一般列車運用のほかに座席指定列車の『S-TRAIN』に使用されるものと思われます。池袋線にはいまだに2000系(幕式・フルカラーLED式)もおり、同系列より短命となってしまう9000系の動向が注目されます。